富士ソフト、SIMフリーモバイルWi-Fiルータ発売。通信速度向上

自動車や電子機器などの組み込み系ソフトウェアなどの開発と、金融や流通などにおける業務系システムの構築を主力事業とする富士ソフトは7月7日、モバイルWi-Fiルーター「+F FS040W」を発売しました。

個人・法人ともに購入でき、ガイアースネットショップ、あんしんモバイルYahooショッピング店、ビックカメラ、オンリーサービス、FUJI WiFiが取り扱います。法人向けの販売はfreebit(フリービット)が行います。本体価格は非開示としています。

+F FS040W(以下、FS040W)の特徴はざっくり分けると3つあります。

専用ホームキットを用意

モバイルバッテリーとして使える

SIMロックフリー

別売りの専用ホームキットは、高性能2ストリームアンテナを搭載し、特定の機器に電波を集中させるビームフォーミングに対応。コンセントに挿して、FS040W本体を接続するだけで、通信速度が向上するほか、安定した通信が可能になるといいます。

モバイルバッテリーとして使える機能は、今回のモデルから搭載。別売りのケーブルを用意することで使用できます。USB Type-C端子で充電可能で、バッテリー容量は3060mAh。最大20時間の連続通信が可能とのこと。

また、購入時にSIMロックがかかっていない、いわゆるSIMロックフリー仕様である点もFS040Wの特徴です。国内の主要3社をはじめ、多くの通信会社のSIMカードを挿して使えるとします。対応するSIMカードのサイズはnanox1枚。

旧モデルFS030Wの通信速度は下り最大150Mbpsでしたが、新モデルのFS040Wでは300Mbpsに向上。ただし、あくまでも理論値であるため、実際の通信環境によって左右されます。上りは50Mbpsで新旧同じです。

端末側の無線LAN通信方式はIEEE802.11a/b/g/n/acをサポート。下り最大433Mbpsとします。端末側の無線LAN同時接続数は15台まで、専用ホームキットを使用した場合は32台までとなります。

FS040Wのサイズは約76.0x76.0x19.6mm(高さx幅x厚さ)で、重さは約142g。専用ホームキットのサイズは約115x110x110mm(高さx幅x奥行き)で、重さは約318gです。

source:富士ソフト , FS040W

外部サイト