豪メルボルン郊外で、新型コロナの検査をする軍人(2020年7月2日撮影)。(c)William WEST / AFP

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【AFP=時事】(更新)オーストラリア第2の都市メルボルンで7日、新型コロナウイルスの感染者が急増していることを受けて、500万人以上を対象とした外出制限が再導入されることになった。

 ダニエル・アンドリュース(Daniel Andrews)州首相は、新型コロナウイルスの危機が終わった「ふり」はできないと警鐘を鳴らし、7月8日深夜から少なくとも6週間、外出制限を導入すると発表した。

 メルボルンでは過去24時間に新規感染者191人が確認されており、同州首相は感染例が多すぎて経路の追跡は困難だと述べた。

 市内の学校の大半は再び遠隔授業に戻り、レストランやカフェは飲食物の提供が持ち帰りのみに制限される。

 外出制限の対象はメルボルン都市圏となっているが、メルボルンを含むビクトリア(Victoria)州全体が7日の深夜から、事実上封鎖される。

 保健当局は6月30日、メルボルン北部と西部の住民約30万人を対象に、7月末までの外出制限を課したが、今回の措置はより広範囲に及ぶ。

 また今月4日には、集合住宅で集団感染(クラスター)が確認され、約3000人を対象に、住居からの外出禁止という同国ではこれまでで最も厳格な措置が課された。

 9棟で構成されているこの集合住宅では69人の感染が確認されている。建物内部に密集する環境は保健当局者が「縦に伸びるクルーズ船」と例えるほどで、感染拡大が懸念されている。

【翻訳編集】AFPBB News

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