外観
©Forward Stroke inc.

豊島区は7日、昭和を代表するマンガ家が若手時代に集い創作活動に勤しんだ伝説のアパートを再現した、「豊島区立トキワ荘マンガミュージアム」を本日オープンしている。

本施設は、コロナ禍により開館を延期していたが、入館を事前予約制とし、密にならない状態で観覧するスタイルでオープンする運びとなった。

かつて豊島区椎名町(現南長崎)にあったトキワ荘は、手筭治虫や藤子不二雄(藤本弘、安孫子素雄)、石ノ森章太郎、赤塚不二夫などの漫画家が住み、お互いの才能に影響を受けつつ、漫画の執筆に励んでいた。

元のアパートは昭和57年(1982年)に解体されているが、再現に当たり、地域住民や実際に住んでいた先生方、関係者から聞き取り等を行い、アパートの当時の姿を忠実に再現している。

1階には企画展示室(開館記念企画展 漫画少年とトキワ荘〜すべてはここから始まった〜)とトキワ荘ゆかりのマンガや書籍を読めるマンガラウンジを配置。

2階は山内ジョージや水野英子などのマンガ家が住んだ部屋を再現。また、マンガを描いてみたり、漫画家になりきって写真を撮れる体験スペースも用意されている。


部屋
©Forward Stroke inc.

「豊島区立トキワ荘マンガミュージアム」
URL:https://tokiwasomm.jp/
2020/07/07