株式会社菊水屋は、コロナ禍における疫病退散の意を込め、「ヨゲンノトリゼリー」のオンラインショップを2020年7月9日(木)に開設。これまで山梨県内の土産売店、コンビニなどで販売されてきた「ヨゲンノトリゼリー」を、同日9:00より、全国に向けて販売すると発表した。

「ヨゲンノトリ」は、山梨県立博物館に収蔵されている江戸末期のコレラ大流行を記した日記に登場する双頭の不思議な鳥のこと。

日記によると、この不思議な鳥は「翌年コレラが大流行し9割の人々が死んでしまうだろう」と予言。しかし「我らの姿を朝夕に仰ぎ信心するものはその難を逃れることができるであろう」と伝えたと記されている。

緊急事態宣言前の4月3日に、この“予言の鳥-ヨゲンノトリ-”の資料を収蔵している「山梨県立博物館」がSNSで発信したところ、日本中で話題となり、同じく疫病退散にご利益があるとされる妖怪・アマビエに続く人気に。今回の「ヨゲンノトリゼリー」ネット販売は、県外からの問い合わせが増えてきたことを受けての展開である。


「ヨゲンノトリゼリー」は黒みつゼリー4個、レモンクリームゼリー4個の8個入り。価格は500円(税込)。5,000円(税込)以上は送料無料となる

可愛くもあり、シュールな雰囲気も持ち合わせた「ヨゲンノトリ」は、現代人の感性にもマッチするキャラクターだ。新型コロナウィルス第二波と戦うこれからの我々にとって、より身近な存在になっていくのかもしれない。

ヨゲンノトリゼリー特設オンラインショップ(7月9日9:00〜販売開始)
URL:https://kikusuiya.stores.jp/

株式会社菊水屋
価格:500円(税込)
2020/07/07