多くの関係者が続々とリプライ Photo by Frazer Harrison/Getty Images
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 2017年公開のDC映画「ジャスティス・リーグ」でサイボーグを演じたレイ・フィッシャーが、同作をザック・スナイダー監督から引き継いで完成させたジョス・ウェドン監督を、「下劣で虐待的でプロ意識に欠ける」と告発した。

 フィッシャーはこのほど、17年に「ジャスティス・リーグ」のプロモーションで自身がウェドン監督を「素晴らしい人」と述べている動画をTwitterに投稿し、「この発言のすべてを全力で撤回したい」と確執を示唆。その2日後に、改めてTwitterで「『ジャスティス・リーグ』の現場におけるジョス・ウェドンのキャストやクルーへの対応は、下劣で虐待的でプロ意識に欠けていて、完全に受け入れがたいものでした。あらゆる面でそうしていられたのは、ジェフ・ジョーンズやジョン・バーグがそれを許していたからです。説明責任はエンタテインメントに勝る」と、同作のプロデューサーの名前を出して訴えた。

 この告発ツイートには、ザック・スナイダー監督をはじめとする一部のクルーが「いいね」を押して支持を表明。最初の「この発言のすべてを全力で撤回したい」というツイートには、ワンダーウーマン役のガル・ギャドットのスタントダブルを務めたケイトリン・バーレスが「爆笑。同じく」、バットマン役のベン・アフレックのスタントダブルだったリチャード・セトローネが「レイ、よく言った」とリプライしている。

 これに対し、プロデューサーのひとりであるバークは、米バラエティで「我々が(ウェドン監督に)プロ意識に欠ける行動を許したということは絶対にありえません」と反論の声明を発表。「フィッシャーに『ブーヤー(Booyaa)』と言って欲しいと言ったら怒っていたのは覚えていますけどね。アニメシリーズでは有名なサイボーグのセリフなのに」と、フィッシャーの今作への理解が足りないことを暗に示している。

 「ジャスティス・リーグ」は、バットマン、ワンダーウーマンといったDCコミックスの人気スーパーヒーロー総出演の超大作。当初は「マン・オブ・スティール」「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」に続いてスナイダー監督がメガホンをとっていたものの、娘の急死を理由に途中降板。その後、「アベンジャーズ」のウェドン監督が追加撮影を行ったうえで完成に導いた。ウェドン監督は、スナイダー監督が重厚なテイストで製作していた同作を、明るくするようスタジオから命じられていたと言われている。しかし、仕上がりに関する評価は芳しくなく、世界累計興行収入も巨額の製作費に見合うものではなかった。同作は、DC映画ファンやキャストらの応援を受け、スナイダー監督の構想を反映させた「スナイダー・カット」が2021年に米HBO Maxで配信されることが決定している。