免疫力UP、熱中症対策に 夏向け「冷やしみそ汁」レシピ
「withコロナ」「withマスク」で過ごす初めての夏がやってきます。今年はいつも以上に、免疫力の低下や熱中症に気を付けたいですよね。
日本のスープ「みそ汁」が体にいいのは皆さん知っていると思いますが、今回改めて、感染症の専門医が「みそ汁」を食べるメリットについて話しています。
トマトとしめじで鮮やか「冷やしみそ汁」
味噌専門のPRを行う「ミソド」が2020年6月に発表した資料では、感染症専門医で、グローバルヘルスケアクリニック院長の水野泰孝先生が、みそ汁についてこうコメントしています。
「様々なウイルスが活発化する秋冬に備え、この夏は正しい食生活を通じ免疫力を高めた身体づくりが肝心。多くの食材や適度な塩分を摂取できる『みそ汁』はそんな正しい食生活に適したフードです」
とはいえ、夏に熱いみそ汁はちょっと......という人もいますよね。では、「冷やしみそ汁」ならどうでしょうか。
済生会横浜市東部病院、患者支援センター長の谷口英喜先生によると、「マスク着用、筋力不足、熱中症リスクが例年に増してある今年の夏は、食欲を促す『冷やしみそ汁』がおススメ」とのこと。
「近年増加傾向にある屋内でも十分注意が必要です。対策次第で熱中症は限りなくゼロに近づけることができます。発汗により失われる水、塩分、カリウムを同時に摂取でき、食欲をそそる『冷やしみそ汁』を上手く取り入れてみては」
前出の資料には、料理研究家で料理ブロガーのMizukiさんが考案した「冷やしみそ汁」のレシピがいくつか公開されています。
編集部が気になったのは「トマトときのこの冷やしみそ汁」。見た目も鮮やかで、まさに「夏みそ汁」です。
材料(2人分)
トマト...1個
しめじ...1/2袋
えのき...50g
大葉...3枚
水...200ml
顆粒だし...小1/2
味噌...大1
氷水...200ml
白ごま...適量
作り方
1. トマトは一口大に切る。しめじは石突きを取ってほぐす。えのきは石突きを取って長さを半分に切る。大葉は千切りにする。
2. 耐熱ボウルにしめじ、えのき、水、顆粒だしを入れる。ふんわりラップをかけ、600wのレンジで3分加熱する。
3. 味噌を溶き入れ、トマトと氷水を入れて混ぜる。
4. 器に盛り、大葉とごまをトッピングする。
暑い日こそみそ汁の栄養素をうまく取り入れて、免疫力を高めたいですね。