「洗えマスク」MSK-7

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婦人向けボトムスの企画販売を手掛けるアパレルアイ(広島県福山市)は、「洗えマスク」シリーズから夏用バージョン「MSK-7」と「MSK-8」の抽選受付を2020年7月6日に自社の販売サイトで開始した。

これまでに累計23万枚を売り上げたマスクシリーズだ。

吸湿性と放湿性に優れた天然成分使用

MSK-7は、マスクの中心にワイヤーが入っており、口元に空間ができることで息苦しさを解消する。ホワイト、サックス、グレージュ、ネイビーの4色展開で、価格は1セット2枚入りで1300円(税込)。

MSK-8には、プリーツが入っており、マスクが上下に広がり顔にしっかりフィットする。たての中央部分が最大横幅と同じ長さにまで広がるため、鼻からあごまでをカバーできる。ホワイト、サックス、グレージュ、ミント、ピンク、ネイビーの6色展開で、価格は1セット2枚入りで1600円(同)。

いずれのマスクにも夏向けに冷感加工されたポリエステルや、綿花を採取した後の種の表皮からとれる繊維「キュプラ」の素材が使われており、接触冷感、吸水速乾、UVカットを備えている。マスクには伸縮性があり、耳が痛くなりにくい。キュプラは天然成分で、吸湿性と放湿性に優れており、マスクの蒸れを軽減する。

5月から夏用マスク販売

アパレルアイの担当者に取材したところ、4月に初めて「洗えマスク」シリーズを販売し、5月に同シリーズから夏用マスクを出した。大々的な告知はしていなかったが、テレビや新聞で取り上げられたこともあり用意した商品は全て売れ、「購入できなかった」といった声も多数あったと話した。売り上げ枚数23万枚については、「それだけマスクの需要があったのだと思います」。また、「他社に比べて5月と早い時期から夏用マスクを販売し始め、タイミングが良かったのかもしれません」とした。

日本製で、繰り返し洗って使用できる。サイズは子ども用、大人用普通サイズ、大きめサイズの3種。

抽選申し込み期間は、20年7月9日17時まで。マスクはひとり2セット(合計4枚)まで申し込み可能で、期間中はいつ応募しても当選確率は変わらない。サイズ・カラーごとに抽選が行われ、計8000人に当たる。7月10日に結果がメールで通知される。