チリ・サンティアゴの病院の遺体安置所前で、父親のひつぎを乗せた車の後部窓に「さようなら、パパ」と書く女性(2020年6月22日撮影)。(c)MARTIN BERNETTI / AFP

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【AFP=時事】南米チリ当局は5日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による国内の死者が1万人を超えたと発表した。政府が毎日発表している死者数と大きく乖離(かいり)しているが、最も正確な数字とみられる。

 今回発表されたのは、保健統計局(DEIS)が検査結果と患者の症状に基づいて週単位で集計している死者数。5日の報告では、綿棒で検体を採取した検査で7057人の死亡がCOVID-19によるものと確認されたほか、症状からの判断で3102人がCOVID-19の疑いで死亡したとされた。

 4か月前にチリで最初の感染者が報告されて以来、政府が毎日更新している公式統計では、5日までに国内で確認された感染者は29万5532人、死者は6308人となっている。

 セバスティアン・ピニェラ(Sebastian Pinera)大統領は同日、新型コロナ流行に伴う経済危機で打撃を受けた中流階級を対象に、15億ドル(約1600億円)相当の包括的な支援を行う計画を発表した。

【翻訳編集】AFPBB News

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