手縫いOK!ヘアバンドの作り方♡おしゃれなのが簡単に作れちゃう
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ミシンがなくても手縫いでも大丈夫!初心者でも作れるヘアバンドの作り方をご紹介します。
■ヘアバンドの型紙はどんなものを用意すればいい?
出典:photoAC
ヘアバンドに限らず、洋服や小物などを作るときには型紙があると便利ですよね。ヘアバンドは長方形の布から作っていくので型紙がなくても大丈夫ですが、型紙があれば生地をそれに合わせて裁断も簡単になります。
・大人用の型紙はどんな大きさ?
ヘアバンドの幅によって型紙の大きさが変わってきます。今回は一般的なタイプの生地の大きさを紹介していますが、縦幅を短くすれば細身タイプのヘアバンドになります。好みの幅に合わせて生地を裁断してみてくださいね。
【一般的な幅のタイプ】
<本体部分>縦30cm×横45cm
<ゴム通し部分>縦10cm×横40cm
「nunocoto fabric(ヌノコト ファブリック)」のサイトでは、型紙が無料で公開されています。型紙を参考にしたい人はチェックしてみてくださいね!
・子供用の型紙はどんな大きさ?
出典:mamagirlLABO @n.love.c.mさん
子ども用は大人用の生地と同じ大きさでも大丈夫!ゴム通し部分で調整してみてください。お子さんによっては頭の大きさも違うので、布をあててサイズ感を確かめてみるのもいいですよ。
【幅広タイプ】
<本体部分> 縦30cm×横45cm
<ゴム通し部分> 縦10cm×横25cm
子供用ヘアバンドの型紙は、個人のブログにアップされていることもありますが、自分で型紙を書いてみることも可能です。大き目の紙に長方形の本体部分とゴム通し部分の2つの型紙を書いてみましょう。
nunocoto fabricのサイトでは、大人用の作り方からアレンジして子供用ヘアバンドを作る方法も書かれていますよ!親子でおそろいにするのも◎。
型紙とソーイング副資材のお店「Mahoe Anela Shop」のサイトでは、無料でダウンロードできる型紙が用意されています。キッズサイズの大きさの型紙もあるようなので、チェックしてみてくださいね!
・ベビー用の型紙はどんな大きさ?
出典:mamagirlLABO @d_jr2019さん
頭の小さいベビー用は細身のタイプがおすすめです。
【細身タイプ】
<本体部分>縦8cm×横35cm
<ゴム通し部分>縦5cm×横15cm
きつくなりすぎたり、ゆるくなりすぎたりしないよう、頭のサイズと合わせながら微調整してみてください。
■ヘアバンドに使える素材はどんなもの?
ヘアバンドに使える素材にはどんなものがあるのでしょうか?
・薄めの布が縫いやすくておすすめ
出典:photoAC
手作りのヘアバンドを作るのに、薄めの布がおすすめです。手縫いやミシンで縫う時も扱いやすく、生地を重ねても分厚くなりすぎないので、針を通しやすくなります。手芸用品店にはシンプルな布地からキャラクターや花柄のものまで多数取りそろえてあります。でき上がりの雰囲気をイメージしながら、お好みの布を見つけるのがおすすめです。
布の素材にもこだわってみるのもありですよ。コットンやリネン、シルクや化学繊維のものがあり、質感も違ってきます。柄だけでなくお気に入りの質感のものが見つかるといいですね。
・タオル地でもヘアバンドは作れる!
出典:photoAC
タオル地では吸水性も良く、汗も吸い取ってくれます。洗濯機で洗っても大丈夫なのがタオル地の良いところ、お手入れも簡単ですね。
わざわざ買わなくてもお家にある使っていないフェイスタオルがあれば、それを活用することもできます。もこもこのタオル地を使ったヘアバンドなら、休日のおうちタイムのときや洗顔やメイクのときにも活用できそうですね。
■【手縫い】簡単なヘアバンドの作り方
出典:photoAC
手縫いでできるヘアバンドの作り方をご紹介します!ミシンがなくても大丈夫ですよ♡
<材料>
布 50cm×50cm
平ゴム 13cm
はさみ
針
糸 (手縫い用のもの)
定規
<作り方>
1.ヘアバンドのメインとなる部分(30cm×45cm)とゴム通し部分(10cm×40cm)を裁断する。
2.メイン部分の布を中表にして長い辺を合わせて2つ折りにする。
3.先ほど重ね合わせた部分を縫い筒状にし、内側を表に出すように裏返す。
4.縫い目が真ん中にくるようにし、全体にアイロンをかける。
5.筒状になっているメイン部分の両端の部分が蛇腹になるように折り、安全ピンや待ち針でとめておく。
6.ゴム通し部分の布を中表にして長い辺を合わせて2つ折りにする。
7.先ほど重ね合わせた部分を筒状になるように縫い、裏返す。
8.筒状に縫ったゴム通し部分の布にゴム通しなどを使って平ゴムを通し、布のサイドは少し内側に折り込んでおく。
9.蛇腹に折ったメイン部分の端と平ゴムの端を1cmほど重ねて縫いつける(両サイド)。この時にゴム通し部分の布をいっしょに縫いつけないよう平ゴムの真ん中あたりによせておく。
10.平ゴムを縫いつけた部分の縫い目が見えなくなるように、ゴム通し部分の布をかぶして両サイドを縫い合わせれば完成!
本体部分やゴム通し部分は生地を裏返すことによって縫い目が見えなくなるので、縫い目は少々粗くても大丈夫です。メインとなる布の端に平ゴムを縫いつけるときはほどけないように、しっかりと縫いつけるのがポイント!
■【ミシン】簡単なヘアバンドの作り方
出典:photoAC
ミシンがあれば、短時間で仕上げることができますよ。直線縫いが多いので、ミシン初心者にも挑戦しやすいのがヘアバンドです!作り方は先ほどご紹介した、手縫いのときとほぼ同じ。手縫いした部分に代わりにミシンをかけていきましょう。
<材料>
布 50cm×50cm
平ゴム 13cm
ミシン
はさみ
針
糸 (ミシン用)
定規
<作り方>
1. ヘアバンドのメインとなる部分(30cm×45cm)とゴムを通す部分(10cm×40cm)に布を裁断する。
2.ヘアバンドのメインとなる部分の布、横45cmのほうを2辺とも、3つ折り(5mm幅ほど)にしてミシンで縫う。
3.ゴムを通す部分の布を中表にして、長いほうの辺を合わせて2つ折りにする。
4.3で重ね合わせた部分をミシンで縫い筒状にし、内側を表に出すように裏返す。
5.4の両端を内側に少し折り込む。
6.2の短い辺の布を中央に寄せ、ゴム通し部分の布に入るような幅にする。
7.メインの布のギャザーを寄せたままの部分と、平ゴムをしっかりと縫い合わせる。
8.ゴムを通す部分の布を平ゴムに通していき、7で縫い合わせた部分にかぶせて本体の布と縫い合わせる。(手縫いも可)
9.反対側も6と7と同じようにして本体部分の布と平ゴムを縫い合わせる。
10.9で縫い合わせた部分にゴム通しの布をかぶせて、メインとなる部分の布と縫い合わせれば完成 !
■ヘアバンドのアレンジバージョン
ヘアバンドのアレンジもできます!おすすめのアレンジを紹介していきましょう。
・リボンつきでガーリーに♡
出典:mamagirlLABO @ akkas2さん
リボンつきのヘアバンドです。子供がつけるとかわいらしさが強調されますよ。ガーリーな女の子に変身です!
リボンをつける場合は、作ったヘアバンドのフロント部分に布を括りつけてリボン状に結べばあっという間にでき上がります。布の柄を統一しても、違う柄や違うカラーの布を使ってのアレンジも可能です。
括りつける布の両端を丸みのある形や尖った形にして縫っておくとリボンの雰囲気も変わります。本体部分に縫いつけたリボンなら調整はできませんが、あとから本体となるヘアバンドに括りつけるタイプにすれば、リボンの位置も調節可能!トップに持ってきたり、サイドに持ってきたりと、お好みでリボンの位置を選べます。
・幅広タイプでインパクト大!
出典: @_.irodori._さん
ボリュームのある幅広のヘアバンドは、とても印象的ですよね。そのうえ、小顔効果も期待できます!さらに髪をまとめたアレンジをプラスすれば、顔全体もすっきりと見せてくれる優れモノです。幅広タイプなら、タオル地やふわふわした生地感のものも柔らかい印象を与えてくれておすすめ。
・クロスアレンジで大人な雰囲気
出典: @_.irodori._さん
ヘアバンドの生地をフロント部分でクロスさせたものです。布をクロスさせて作るだけで、大人の雰囲気になります。作り方も簡単なので、チャレンジしてみてください。
本体部分の布を2枚用意しそれぞれを筒状に縫います。
縫った2枚の生地を、交差した形になるようにしてから、それぞれ布を折り返して両端を合わせます。
そうすると、中央部で2枚の布がクロスしているはず。
あとは先に紹介した作り方のようにゴムの部分を縫い合わせていけば完成です。
■みんなはどんなのを作ってる?ヘアバンド作品集!
みんなはどのようなヘアバンドを作っているのでしょうか?どれもステキなヘアバンドばかりで、真似して作ってみたくなりますよ。
・モノトーンのシックなヘアバンド!
出典: @ _.irodori._さん
モノトーン×フルーツ柄で作られているクロスタイプのヘアバンドです。シックな印象ながらも、フルーツ柄でかわいさも感じられます。ゴム通しの部分の布はメインとなる部分と違うものが使用されていてメリハリもあり、センスが光る作品ですね。フルーツ柄を身につけたいけどどうやって取り入れようと悩んでいる方がいらしゃったら、ヘアバンドで取り入れてみてはいかがでしょうか?
・モカの色合いで落ち着いた雰囲気に!
出典: @kohakohasmile131さん
@kohakohasmile131さんの作品は、リネン素材で色味はモカを使用されています。クロスタイプのヘアバンドでは、単色でシンプルに仕上げられています。つける人を選ばず、誰にでも似合いそうなヘアバンド。発散性や通気性がいい理由から夏場にリネン素材が使用されますが、なんと冬場も保湿性があっておすすめの素材。リネン素材のヘアバンドなら季節を問わず使用できるのもうれしいですね。
・キュートなリボンで女の子らしさアップ!
出典: @kohakohasmile131さん
こちらも@kohakohasmile131さんの作品です。アンティークな雰囲気が感じられるピンク色のリネンで作られているそう。フロント部分のリボンがとても印象的で、素材と色味がやさしくやわらかさが演出されています。ハンドメイドのヘアバンドを中心に、ナチュラルな服装のコーデを楽しむのもいいかもしれませんね。
・水着の生地を使ったヘアバンド!
出典: @wacco_swimwearさん
@wacco_swimwearさんの手作りへバンドは、なんと水着の生地を使われているとのこと!これなら濡れてしまっても大丈夫、海やプールでも使用できそうですね。リバーシブルで楽しめて、色合いもとってもステキですね!気分やファッションの雰囲気に合わせて柄を選べるので、コーデするのも楽しくなりそうです。結び目を調節することで、親子でも使用が可能だそう。
■簡単手作りヘアバンドでオシャレをしよう!
ヘアバンドは意外にも簡単に作れるアイテムです。生地の柄やカラーを変えたり、幅を調節したりするだけでもヘアバンドは自分流にできます!直線縫いが多いので、ハンドメイドが初心者の方にもおすすめです。お気に入りの生地を見つけて、ヘアバンドづくりに挑戦してみませんか?