とりあえず無観客でスタート(時事通信フォト)

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 無観客で始まったプロ野球開幕3連戦はビジターの5球団が勝ち越し。これはNPB初の事態だった。唯一、ホームで勝ち越した巨人は、ちょっとした“身内びいき”が話題だ。

「東京ドームでは得点圏でファンの応援や歓声を録音した効果音を流して、無観客試合ながら盛り上がりを演出していましたが、これは巨人の攻撃だけ。ビジターに冷たい演出は巨人だけで、他球団からは冷ややかな目が向けられた」(スポーツ紙デスク)

 無観客ゆえの騒動も勃発した。

 6月21日、中日の与田剛監督が神宮球場でのヤクルト戦の試合中、実況中継の声がグラウンドまで届き、球種が読まれるなどと苦情を訴えた。

 ヤクルトでのプレー経験もある野球評論家の広澤克実氏は苦笑いしながらこう語る。

「神宮での練習中に、放送ブースで何を話しているかまで聞こえた経験はない。打者や捕手、審判が言うならわかるが、中日ベンチだけが言ってるんですから、コメントしようがないですね」

 スポーツ紙のデスクが後を引き取る。

「与田監督はグラウンドよりスタンドが気になるのか、昨年も中日の応援歌で選手を“おまえ”よばわりすることにクレームをつけました。今回の件も、選手は打席に入れば集中して聞こえないと言っていましたが……」

※週刊ポスト2020年7月10・17日号