英会話スクール通いでお金を無駄にしない 必要な3つの考え方とは

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 英会話スクールに通うなど英語の習得に大金を投じたにもかかわらず、結果的に全く英語が話せないというのはよく聞く話である。昨今はオンライン英会話なども流行っているが、オンラインであれ、教室通いであれ決して安い買い物ではないはずだ。リターンが期待出来てこそ、資金を投じる価値があるというものだ。今回は英会話スクール通いを無駄にしない為の3つの考え方を紹介する。

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■英会話スクールはアウトプットの場所

 英会話だけでなく何かを習うことに対してレッスンを受けることは、「インプットする」という、受け身の印象を持つのではないだろうか。英会話スクールに通うなら、この考え方は改めた方が良いだろう。

 インプットだけでなくアウトプットもできる場所という認識が必要だ。なぜなら人が物事を習得するには、1つのインプットに対して倍以上のアウトプットが必要だからだ。講義を受けるだけでは自動車は運転出来ないのと同じである。レッスンはインプットしたことをアウトプット、つまり覚えたフレーズを使う場所と考えよう。

■ミスを恐れない

 英会話スクールのメリットは間違いに気付ける点である。普段の英会話において、ネイティブは逐一間違いを指摘しないだろう。なぜなら意思疎通が目的だからだ。間違いを都度指摘していては会話の流れを断ち切ってしまうし、面倒でもある。会話なので文法が間違っていても相手の言いたいことは分かるものだ。

 英会話スクールは英語を学ぶ場所である。先生は都度間違いを指摘してくれ、間違いに気付ければ、それを正すことができる。日本人はミスを恐れて発言しない傾向にある。ミスを恐れず、むしろ進んで間違えてみよう。

■英会話スクールは1つのツールである

 英会話スクールでお金を無駄にする人は、英会話スクールで全てを学べると考えている。実際はそうではない為、そのギャップに失望してしまい諦めてしまう。結果、お金の無駄となるのだ。

 逆に英会話スクールで英語をある程度習得出来る人は、英会話スクールを1つのツールと考えている。英会話スクールはインプットとアウトプットができる場所と捉え、そこで学んだものを日常会話に活かしている。つまりスクール以外にも、自分で英語が使える場所を探すなどの努力が欠かせないのだ。

 英語を学ぶ方法は、スクールに通うこと含めていくらでもある。それらを活かすも無駄にするも全ては自分次第なのだ。英語勉強に限らず、自分への投資は大切なことである。是非大きなリターンを狙う為に努力して頂きたい。