相手を嫌な気分にさせないために気を遣ったり、いい子を演じてしまったりする女性は多いもの。特に、相手が好きな男性なら嫌われたくないと思うのはなおさらでしょう。ですが、これは男性からすれば恋の駆け引きに感じられて、イラっとすることも。恋愛ではそんな感覚の違いが、お別れのきっかけにもなってしまいます。
今回は、彼がイラっとする女性の“ためこみ”を挙げていきます。心当たりがある人は感覚の違いを察知して、二人の交際の改善に活かしてくださいね!

「どうしていつも私だけ」って思ってない?

1. 会いたいのに会いたいって言わない

デートの約束をしていたのに、彼の仕事の都合で急にキャンセルに。そんな時、まるで事務対応のように「キャンセルですね。了解しました」としてしまえば、彼は内心がっかりしているはずです。男性にしてみれば、「デートを楽しみにしていたわけではなかったのか?」と思ってしまうことも。そんなときの女性の心理としては、「本当は彼に会いたいけれど、会いたいっていったら彼に迷惑がかかる」と思って、わざと強がりでそっけなく対応したというところかもしれません。ですが、男性としては、彼の方からキャンセルしておいて勝手ではありますが、「すごく楽しみにしていて、会いたかったのに」と残念がってほしいのです。彼は自分が求められているかどうか、いつでも知りたいのです。だから、彼女が全然残念がってくれないのはやっぱり嫌なんですよね。

会いたいときは素直に会いたいって、言うようにしましょう。彼は聞き分けのいい彼女よりも、強く自分のことを求めてくれる彼女に胸キュンするんですよ。

2. 嫉妬しているのに平気な顔をする

「彼が他の女性と歩いていた」「彼が元カノと一緒にいた」……。そんなとき、嫉妬するのは自然なことなのではないでしょうか。ですが、女性の中には、彼に直接確認することが苦手で、ついつい平気な顔をしてやり過ごそうとしてしまう人も……。そんな女性はNGです。男性からすれば、自分が女性と一緒にいるところを目撃しても嫉妬もしない女性には、「愛していないんじゃないか?」という不安を感じてしまいます。それでなくても、人によってどこからがお付き合いしていることになるのか境界線がはっきりしない時代なので、やきもちの1つでも焼いてくれないと、恋人同士という実感を抱くことができないのかもしれません。一緒にいた人が誰なのかも聞いてくれないようだと、彼もがっかりしてしまうでしょうね。いっそはっきり嫉妬したという態度に出てもらった方が、彼としては安心するでしょう。

3. 意見が違うのに同調する

まったくケンカしないカップル、言い争いのないカップルというのは本当は不自然なカップルです。言いたいことは言い合うし、ケンカが増えたとしても、その分お互いのことをわかり合うことができて、より強い絆が生まれるカップルも世の中にはたくさんいます。しかし、ケンカや言い争いが苦手で、ついつい彼に同調しがちなところがある女性もいます。意見が違うのに同調されても、男性はまったくうれしくありません。それどころか、あなたの意見がないことに対してイラっと感じてしまうでしょう。

男性は女性に比べて、察することが不得意で、しっかりと口に出してもらわないとわからないところがあります。あなたが自分の意見を言わないのなら、彼は察するしかありません。そうなると、結果として面倒な女性と思ってしまうことにもなるでしょう。男性にすれば勝手にストレスをためられてある時一気に爆発されるより、ちゃんとその時その時言いたいことがあれば言ってもらったほうがマシだと考えます。結果的にケンカしたとしても、それを解決する方が楽だし、二人の関係性もわかりやすくなります。ケンカすることを避けて同調ばかりしていると、彼はかえってイラっと感じているはずですよ。

ためこみすぎると、「どうして私だけ」になる

女性の中には気に入らないことがあっても、ついついため込んでしまい口に出さないということもあるでしょう。ですが、男性はそういう女性の態度を「理解できない」と考えています。そんなそっけない態度は「自分にはそれほど関心がないのかも」と考えることもあるでしょう。そうなると、せっかくの楽しい恋愛も深い関係になれないまま冷めていってしまうかもしれませんね。