端末ベースのOSS(オープンソースソフトウェア)テキストエディター「Micro」が約1週間前にバージョンアップした。最新版のバージョン2.0.6ではバックアップシステムの機能強化やステータスラインに新たな命令、CR+LF形式のテキストを正しく貼り付けられないなどのバグを修正している。

Windows 10のコマンドプロンプト上で動作中の「Micro」

Linux環境はviやEmacsといったパワフルなテキストエディターが存在するものの、どちらも独自のキーバインドを採用しているため、使いこなすまでには一定の学習期間を要する。そのためGNU nanoが存在するのだが、Zachary Yedidia氏が中心になって開発を進めているmicroもWindowsライクなキーバインドを採用し、「Ctrl」+「S」でファイル保存、「Ctrl」+「C」でコピー、「Ctrl」+「V」で貼り付け操作が可能。当然ながら「~/.config/micro/bindings.json」に記述することでキーバインドのカスタマイズも行える。

Luaベースのプラグインによる機能拡張やキーマクロ、マウスのサポートといった機能も備えており、Windows用やmacOS用バイナリもGitHubで配布中。当然ながらWindows 10はメモ帳をはじめとする各種テキストエディターが存在するため、あえてMicroを導入する必要はない。だが、コマンドプロンプトやWindows PowerShellを使用している際、簡単なファイル編集が必要になる場面がある方なら有用な使い方ができるだろう。

阿久津良和(Cactus)