スモーリングとA・サンチェスはセリエA終了まで残留…EL前にマンチェスター・U復帰へ

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 マンチェスター・Uは7月1日、チリ代表FWアレクシス・サンチェスとイングランド代表DFクリス・スモーリングが今シーズンのセリエA終了までそれぞれレンタル移籍先のクラブに残留することを発表した。

 現在31歳のA・サンチェスはインテルにレンタル移籍し、ケガで離脱していた期間もあるが、公式戦19試合に出場して1ゴールを記録。現在30歳のスモーリングはローマにレンタル移籍し、これまで公式戦30試合に出場して2ゴールを挙げている。

 セリエAは新型コロナウイルス感染拡大の影響で3月に中断し、6月から再開。3カ月以上も中断したため、リーグ最終節は8月2日にずれ込むことが決まった。選手とクラブの契約は通常6月30日までだが、両選手は今シーズンのセリエAが終了する8月第1週まで契約を延長し、それぞれのクラブに残留することが決まった。

 しかし両選手は8月に再開されるヨーロッパリーグ(EL)を前にイタリアを離れることとなった。インテルとローマはそれぞれELラウンド16に進出しているが、同ラウンドは8月5日と6日に開催される予定。そのため、両選手はELを戦わずにマンチェスター・Uに復帰することになる。