Microsoftは6月30日(現地時間)、「What’s New in Microsoft Teams|June 2020 - Microsoft Tech Community - 1489142」において、2020年6月に追加されたMicrosoft Teamsの新機能について伝えた。新型コロナウイルスの影響により、世界中でテレワークやオンライン授業の導入が進んでおり、Microsoft Teamsを利用するユーザーも急増している。この状況に対応するため、同社はここ数カ月、Microsoft Teamsの機能追加を積極的に行てきた。

6月のアップデートで注目すべき機能としては、まず「ラージ・ギャラリービュー」が挙げられる。これは、会議の参加者のビデオを、最大で縦7人×横7人の合計49人まで同時に1つの画面で表示できるようにするもの。大人数の生徒が参加するオンライン授業などで特に必要とされる機能である。本稿執筆時点では、この機能はまだプレビュー段階だが、近い将来、正式版になる予定とのこと。

なお、1つの会議に参加できる人数については、現在最大300人まで拡大されている。

最大49人まで表示可能なラージ・ギャラリービュー - 資料: Microsoft

会議中の作業の効率化に影響する機能としては、会議画面のみTeams本体から切り離して表示できる「マルチ・ウィンドウ」が挙げられる。Microsoft Teamsはチャット機能なども備えた高度なチームコラボレーション・アプリなので、時には会議をしながら他の機能を使う必要も出てくる。そのような場合に求められていたのが、マルチ・ウィンドウ機能である。

会議を別ウィンドウに切り離す - 資料: Microsoft

そのほかの代表的なアップデートとしては、次のようなものが挙げられる。

チャンネル・ヘッダへの[Meet Now]ボタンの追加

PSTN (公衆交換電話網)からの会議参加者の電話番号が、社外からの参加者に対してマスクされる

ロビーをバイパスできるユーザーの設定に「主催者のみ」のオプションを追加

対象のユーザーが通話に応答しなかった場合に、ほかのユーザーへの安全な転送が可能になった

Microsoft Teams Phoneの機能強化

iOS版のTeamsチャットに対するオンデマンド翻訳機能の追加

チャットの優先通知機能が、プロモーションとして2020年後半まですべてのユーザーに解放された

そのほか、近い将来利用できるようになる予定の機能として、「バーチャル・ブレイクアウト・ルーム」が紹介されている。これは、会議の開催中に、管理者が自由に複数の小会議室を作成することができるというもの。会議の参加者の一部でグループディスカッションをしたい場合などに必要となる機能である。小会議室で行われたコラボレーションや共同編集は、全員が元の会議に戻った時点で、元の会議でも共有できるようになる。この機能は2020年後半に提供される予定とのことだ。