マンガをGIGAZINEに掲載したりAmazonのKindleストアでリリースしたりと電子書籍で展開しているGIGAZINEマンガ大賞では、細かいデータを分析して作品づくりに生かし、少しでも興味を持ってもらえる機会を増やそうと試みています。その一環で計測し調査している秘蔵データの一部を特別にまとめてみたので、掲載マンガの裏データが気になるという方も、GIGAZINEマンガ大賞に応募したらどのようにデータを活用できるのかが気になる方も、ぜひチェックしてみてください。

◆「GIGAZINEマンガ大賞」募集要項はこちらから



募集要項は既に読んだのでとにかく応募!という人は応募フォームからお願いします。

◆原作脚本募集要項はこちらから



小説や脚本形式で応募しようと考えている人は、上記リンクから募集要項をご確認ください。

◆読者の目を引くマンガ・イラストはどのようなものか分かるマンガ裏データをまとめてみた

GIGAZINEトップページの下部や、記事を開いたときの左上に、「こんな記事もオススメ」とサムネイル画像に合わせて表示されるエリアがあります。ここの紹介画像を複数枚用意してランダムに表示することで、「どの画像の時どれくらいクリックされたか?」が調査できるというしくみ。一部のデータはマンガ掲載時のオマケやGSCメンバー限定の記事でチラ見せしていましたが、今回は2020年から新連載の「勇者で社畜の兼業ライフ」と「あめあめふれふれうそやんで」についてもお届けします。





例として「魔道書交換日記スピン」第2話では、まず以下の本編から切り抜いた8種類をランダムに配信。一定期間の中で、どれくらいクリックされたかという数に差が出るかを調査します。



約1週間後の順位が以下の画像で、上から順にクリック率が高い、つまり「読者の興味を引いた」ものであると分かります。ファンタジーの要素が伝わるものが興味を引きやすいこと、キャラクターが映っていないものは興味を引きづらいこと、がここから予測されます。



また全体として、肌色の多い画像が高くなることが多い傾向にあります。第3話のレポートでは、一番上のセクシーな一枚が、2番目のものと比べて3倍以上も高いスコアを記録しました。



「勇者で社畜の兼業ライフ」第1話では、16種類の画像をランダムに配信。1話からキャラクターが複数登場するのでそれぞれのキャラに注目したものを数枚ずつ用意した形です。



数日後の集計でスコアが上位だった10枚(画像左2列)を残し、傾向に合わせて6枚(画像右列)を追加して再度計測。画像左上のコマは特に高いスコアを出したので、セリフを削除して切り抜き方を調整した類似バージョンも追加して「クリック率が高い要因は何か」をテストしています。



1カ月ほどの計測で、特にクリック率が高かったのは以下の5枚。上から順にスコアが高く、主人公が働かされるゲーム会社の上司「ワルキューレ」の1コマがワンツーフィニッシュを決めました。



「あめあめふれふれうそやんで」第1話では、まず以下の14枚を配信。こちらは登場人物が多くないため、それぞれのキャラクターが魅力的に映るカットのほか、気になるテキストを重視しています。



最初の計測でクリック率が高かったのは画像左の4枚。「ナオ」と「カイ」のペアで映っている画像が強そうに見えるため、新しく画像右の4枚を加えて再計測します。



最終的なスコアは以下の画像のようになりました。強く雨が降っている情景が描かれる2枚が目に留まりやすかったようです。



「あめあめ」第2話では、1話の結果から「主人公たち2人ペアのコマ」「『雨男』のワードに関するコマ」を集中して抜粋。



画像を絞りこんだり追加したりした結果、最終的なスコアでは想定通り「キャラクター2人が描かれたコマ」が特にクリック率が高く計測されました。



◆「GIGAZINEマンガ大賞」募集要項



・GIGAZINEでマンガを連載すると……?

・完全リモート&作業タイミングもお任せ

・連載マンガはGIGAZINEに掲載されるから、とにかくまず読んでもらえる

・厳密な締切はなくスケジューリングしやすい

・ジャンルやターゲットの制限なし、面白ければなんでもOK

・色塗りや背景を任せられるアシスタント完備(自費の必要はありません)

・まだ若いレーベルのため、ベンチャー企業のように意見や要望が通りやすい!

などなど。ほかにも「これはどうなの?」ということがありましたらこちらをクリックしてなんでもお問い合わせしてください。

・基本条件:

・スマホでも読めるのが前提(見開きナシ、縦スクロール基準)



・フルカラー、フルデジタル(白黒の場合は「原作」として扱います)

・ジャンル自由で「第1話」の完成原稿とそのメイキング資料であること。メイキング資料はキャラクターデザインや設定のほか、ストーリー全体のあらすじを200〜800文字程度の範囲でお送りください。応募内容に不足があると審査が進められない場合がありますので、予めご了承ください。



・原稿フォーマット:

縦横比率・ファイルサイズ・解像度は「姫とゲーマー」を参考にして下さい。

・原稿枚数:

自由。何ページでもOK。

・その他:

・既に自分で他メディアやプラットフォームにて発表済みの一次創作OK

・雑誌には掲載されたが単行本化されなかったor途中でやんごとなき事情で打ち切られてしまったという作品もOKです。あきらめないでください。

・「作画のみ」はポートフォリオのURLや作品集を見せていただければOK。第1段階審査通過分については第2段階審査で実際にお試し原作で描いてもらい、通過後、最終段階の投票審査に回します。

・締切日:

2020年7月31日金曜日、23時59分59秒



・審査プロセス:



編集部による1次選考後、以下のような審査プロセスを予定しています。

第1段階:GIGAZINEシークレットクラブメンバーだけが閲覧可能なクローズド環境による評価+編集部によるメイキング資料を含めた評価



第2段階:より連載を意識した形式で、「第1話原稿」や「最終話までのプロット」など必要事項を追加作成いただいた上での審査。ここまで進出した段階で、ほぼ何かしらの形で連載を約束します。



最終段階:連載形式の原稿にて、GIGAZINE編集長による審査+GIGAZINEシークレットクラブメンバーによる評価+GIGAZINEで連載中の作家などゲスト審査を行い総合的に大賞受賞者を決定します。また、最終段階に残った時点で連載は確約いたします。

・報奨:



2020年3月からGIGAZINEマンガが新展開することを記念して、賞金額を含めた報奨が以下のように一新されています。「どこまで進んだら連載できるの?」というところも含めて明確化しているので、ぜひお見逃しなくお願いします。矢印の左側が従来の設定、右側が2020年3月度からの報奨です。

1次審査を通過し第1段階に選ばれた全員:

賞金1万円 → 賞金3万円

第2段階進出:

追加で賞金2万円 → 追加で賞金2万円+連載に向けて担当編集がつきます

最終段階進出者:

賞金は入賞・大賞選出時のみ → 最終段階進出時点で追加賞金5万円(計10万円)+応募作品をブラッシュアップした上での連載確約

入賞:

賞金5万円 → 賞金10万円+連載確約

大賞:

賞金10万円 → 賞金50万円+応募作品そのままで連載確約

・応募作品の選考結果

最初の第一段階審査に進んでいただく作品については、応募月の翌月末までに応募時のメールアドレスへ審査の詳細についてご連絡差し上げます。

それ以外の場合、審査結果の通達は基本的に行っておりませんのでご了承下さい。

・受賞後の流れ

GIGAZINEで連載形式で掲載を終えた後、電子書籍化しAmazonで販売します。それぞれ規定の原稿料・ロイヤリティをお支払いします。電子書籍の販売・宣伝もGIGAZINEが責任を持って行います。

・質問受付フォーム:

応募するにあたっての疑問点があればこちらをクリックしてお問い合わせしていただければ大丈夫です。同じような質問が続く場合はFAQとしてまとめますので、ご理解とご協力をお願いします。

・マンガ大賞応募フォーム:

こちらをクリック



◆原作脚本募集要項



・第1話原稿に加えて、1話から最終話までのプロット(あらすじ)を合わせて用意してください。あらすじは作品全体の流れを詳細に、100字〜800字でまとめて原稿の最初のページに記載をお願いします。

・1次審査では単純な話の面白さと1話の完成度を見ます。2次審査から最終審査に進んだ場合は、実際にマンガ原作を作成することを意識した「ト書きの脚本を最終話までコンスタントに作成できるか」を審査します。

・「原作のみ」で文字のみの応募の場合は、Googleドキュメントに本文を貼り付けた後、共有リンクのアドレスを応募フォームに記載してもらえれば大丈夫です。その場合、応募後にドキュメントの編集は行わないようにお願いします。

応募フォームはこちらをクリック



マンガ大賞の選考フローには「GIGAZINEシークレットクラブ(GSC)・クローズド審査」があります。GSCメンバーの人はもちろん、まだメンバーじゃないよという方も、ぜひこの機会にGSCの一員となって、未来の名作の誕生に立ち会ってください。GIGAZINEシークレットクラブへの登録はこちらから。

それでは、クリエイターの皆さまの応募を心よりお待ちしております。よろしくお願いします。