ツイッター上で話題になった立て看板。現在は高長商店の店頭に置かれている=仙台市泉区で2020年6月24日午後5時25分、小鍜冶孝志撮影

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 「妻とはちょうどほどよいディスタンス」「夫とはとっくに心もディスタンス」――。仙台市泉区の道路脇に設置された、ユニークな立て看板が話題を集めている。新型コロナウイルス感染症に伴う「ディスタンス」という言葉を使った看板が、ツイッターに投稿されたところ、1日時点で約4万リツイートを記録している。

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 看板は、近くの衣料品店「高長商店」の店主、高橋長也さん(72)が作った。高橋さんは約10年前から、時代を風刺する文言、季節に合わせた文言を記した看板などを不定期に作ってきた。これまでに30作以上を作ったという。設置場所は、高橋さんの店がある根白石地区の入り口付近で、高橋さんは「町が話題になれば、という一心だった」と語る。

 東京都内在住の男性が近くを通過した際にこの看板を撮影し、6月8日にツイートしたところ、瞬く間に拡散して「笑わせていただきました」「センスが好きだ」などの声が寄せられ、12万を超える「いいね」がついた。男性は「何となく投稿したら、思わぬ反響で正直驚いた」と言う。看板は現在移動し、高長商店の店頭に置かれている。高橋さんは「コロナ禍の中、少しでも見た人を笑顔にできてうれしい。看板一つで町おこしができれば」と話す。【小鍜冶孝志】