「一生懸命なんだろうけれど、惜しいんだよな......」

堅実女子のみなさんの職場でも、そう思われている人はいませんか?仕事への熱意は感じられるのだけれど、頑張る方向がずれていて、なかなか成果を出せない人。もしかして、自分のことをそう思っている人もいるかもしれませんね。

そこで今回は、要領が悪い人に対して、周りが思っていることをご紹介します。

他人よりも一生懸命仕事をしているつもりだけれど、
なぜだかうまくいかないのはなぜ?

1. 周囲とコミュニケーションをとればいいのに

仕事ができる人は、周りを巻き込むことが上手。一方で、仕事ができない人の中には、一人で仕事を抱え込んでしまい、時間がかかる、効率が下がって質も下がるという悪循環に陥る人もいます。責任感の強さがそうさせるのかもしれませんが、結果的に目標も達成できなかったということになるかもしれません。

周りからのフォローを得られるかは、タイミングやチームの状況によっても異なります。しかし、実際にフォローしてもらえるかは別として、自分がどんな状態にあるのかを表明し、SOSを出しやすい環境を整えておくことは大切。空気で察してもらうことが難しい在宅勤務なら、尚更でしょう。

また、目の前のことに夢中になって、自分しか見えなくなってしまうことはあるもの。そんなとき、「こうすればいいんじゃない?」など、新たな視点に気づかせてくれることもあるでしょう。

2. 行動する前に考えれば……?

目の前の仕事に先着順にコツコツ取り組む。満足のいく状態になるまで、次の仕事にはとりかからない。どちらかというと、完璧主義の人に多いかもしれません。一つの仕事に取り掛かっているうちに、他の優先度の高い仕事にかける時間が足りなくなり、中途半端な状態になってしまったなら、仕事全体の評価としては考えもの。行動に移す前に、その仕事の目的はどこにあるのかを明確にし、優先度をつけることが大切です。

3. 作業ではなく、仕事という意識を持ってほしい

与えられたタスクをただこなす。作業的な取り組みだけでは、学べることは限られます。その仕事の目的を達成するために工夫したことは、他の仕事にもきっと応用できるはず。種類や規模に関係なく、主体的に仕事に取り組む姿勢を忘れないようにしましょう。このような積み重ねが自分自身のスキルアップにもつながるはずですよ!

4. 最後まで気を抜かないで!

「詰めが甘いんだよね」
そんなことを言われることはありませんか?途中で息切れしてしまったという人もいるかもしれません。

頑張ったというプロセスももちろん大切ですが、最後が満足できない状態なら、その魅力は半減するかも......。目に見える成果の方が評価しやすいと考えられる、在宅勤務を本格的に導入しようとしている組織にいるなら、尚更です。「最後まで気を抜かない」ことを意識してみてくださいね。

仕事の進め方を変える

「人よりも頑張っているつもりなのに、なんだか空回りばかり......」そう感じたら、今の仕事の進め方を変える必要があるかもしれません。今回挙げたことをぜひ参考にしてみてください。また、周りに当てはまる人がいたら、アドバイスとして伝えてみるのもよいでしょう。