映画『透明人間』場面写真

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 7月10日より公開される映画『透明人間』より、リー・ワネル監督と主演の女優エリザベス・モスが“透明人間”映画化への思いを明かす特別映像が解禁された。

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 本作は、ユニバーサル映画のクラシック・キャラクターのひとり「透明人間」を、現代の最先端技術で描くサイコ・サスペンス。海外ドラマ『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』でゴールデン・グローブ賞主演女優賞とエミー賞主演女優賞受賞を受賞したエリザベスが、透明人間の狂気に飲み込まれていく主人公セシリアを演じる。製作を務めるのは、映画『ゲット・アウト』『アス』などを手掛けたブラムハウス・プロダクションズ。

 特別映像で、世界中で知られる“透明人間”を新たに描き出すにあたり「新たなアプローチが必要だった」と話すワネル監督。最新技術を用いながら、「見えない」という状況をとことん突き詰め、観客を恐怖に陥れる革新的な「透明人間」を生み出した。ワネルは「見えない人物というのは観客の心の中で恐怖感を倍増させる。観客はどう逃げるか想像するだろう」と明かしており、これまでの“透明人間”というイメージを覆す本作の出来栄えに自信をのぞかせる。

 「監督と私はホラー映画ファンなの」と話すのは、主演を努めたエリザベス。彼女が本作で披露する演技は、まさに狂気という言葉がぴったりで、次第に追い詰められていくセシリアの表情からは、終始、超一級の恐怖を感じとれる。特別映像では見えない相手“透明人間”と相対する衝撃シーンの数々も映し出され、エリザベスは「二人とも恐怖感が大好きだから真正面から表現したわ」と語っている。

 さらに「この映画には2つの視点がある。恐怖に陥れる男とひとり狂う女」とエリザベスは語り、透明人間の視点がメインで描かれてきた過去作とは一線を画す重要なポイントが“視点”であることを明かす。

 H・G・ウェルズの原作は透明人間となった科学者が狂気に陥る話だったが、ワネルが本作を手掛ける際、悪役である透明人間の執着の対象に興味を抱いたという。ブラムハウス・プロダクションズとのミーティングで、物語のフォーカスの対象を逆転させるべきだと気づいたそうで、今までにはない方向から物語の視点を捉えることで、現代にふさわしい独創的な映画に仕上げた。

 映画『透明人間』は7月10日より全国公開。