新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、4月24日の公開を延期していた (C)2020映画『糸』製作委員会

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 新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け封切りを延期していた映画「糸」が、8月21日に公開されることが決定した。

 菅田将暉と小松菜奈がダブル主演を務める本作は、「8年越しの花嫁 奇跡の実話」の瀬々敬久監督がメガホンをとり、脚本を「永遠の0」の林民夫氏が担当。日本を代表するシンガーソングライター・中島みゆきの名曲「糸」に着想を得た物語となっており、平成元年生まれの男女が出会い、別れ、そして平成の終わりに再びめぐり会うまでの18年間を“生活者の視点から見た平成史の変遷”とともに描き出す。コロナ禍以前は、4月24日の公開を予定していた。

 北海道で生まれ育ち、チーズ工場で働く青年・高橋漣を演じた菅田は「運命はいつも残酷で僕らには何も教えてくれない」「この数カ月世界中が人とのつながりに飢え一度立ち止まり考えました」と振り返る。「そんななか公開出来そうだと聞いた時は純粋に嬉しかったです。それどころじゃないかもしれませんが一つでも日常が戻ってくることがぼくは純粋に嬉しかったです」と喜びの声をあげつつ、「この巡り合わせがまた小さな救いでありますように」「この映画が人と人とをつなぎますようにどうか宜しくお願い致します」と思いの丈を述べている。

 一方、漣と運命的に出会いながらも中学生の時に離れ離れになってしまう少女・園田葵に扮した小松は「いつもの日常が180°変わった今。会える事が当たり前で過ごしていた中で、会ってはいけないという選択肢に変わることってあるんだ。会わない事が相手を救える、何度考えてもやっぱり不思議な日々でした」と胸中を吐露。「失うものあれば得るものもある。色んな事を感じ、考える時間の中で改めて人と人のつながりこそが救いだと感じました。そんな中、映画『糸』公開される事が決まり素直にとても嬉しく思います。ありがとうございます。皆さんの今にどう映るのか、楽しみにしていて欲しいです。この“糸”が人と人との仕合わせにつながりますようにそう願っています。よろしくお願いします」とコメントを寄せている。

 「糸」は、8月21日から全国で公開。