ジュビロ磐田FW小川航基

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[6.28 J2第2節 京都2-0磐田 サンガS]

 東京五輪代表のエース候補であるジュビロ磐田FW小川航基はシュートゼロに終わった。J2開幕節や中断期間の練習試合で得点を重ねたこともあり、相手チームの警戒は明らか。

「チーム自体ゴール前のシーンがなかなかなく、チームとしてシュートをする場面を増やしていかないといけない。それは僕の責任でもある」と厳しい表情で語った。

 ボール保持率では上回っていたが、ラインを低めに取ってきた相手を最後まで崩せなかった。2月23日の開幕節山形戦で2得点を挙げていた小川だったが、この日はシュートゼロのまま後半27分に交代。「あそこで決めていればという印象的なシーンはほとんどなかった」というパフォーマンスに終わった。

 勝利した京都の實好礼忠監督は試合後、「2トップは強烈だからそこに仕事をさせなかったことを評価している」と述べ、小川への警戒を明かした。DF安藤淳も「裏のスペースは怖かったので相手の11番(FWルキアン)、9番(小川)に対するポジショニングはしゃべりながら、一発でやられないように」と無観客の中でのコミュニケーションに手応えを語っていた。

 小川はそうした相手の対策を上回ることができなかった。試合後のリモート会見では「ファン・サポーターが望んでいるのはゴールでチームが勝つことだと思うが、それが叶わなかったので、ファン・サポーターに申し訳ない気持ちでいっぱい」と悔やんだ。

 またこの日はA代表と五輪代表を兼任する森保一監督も現地視察に訪れていたという。視察自体は知らなかったという小川だが「アピールできたかというとそうではなかった」と反省。U-24化により「出場する権利があることはすごくありがたいし、選手としてはモチベーションが上がる」という五輪に向けても「チームとしても個人としてもアピールしていかないといけない」と語った。

 チームでは1週間後の第3節を終えれば、その後は週2試合の連戦も控えている。「これを第2節で味わえたことをポジティブに捉えないといけない」と準備期間があることを前向きに受け止めた小川は「引いてきた相手にどう崩して、どう得点を奪うかは1週間で取り組む必要がある。チームとして共通意識を持って、ボールを奪うためにどうしなきゃいけないのかをこの1週間過ごしたい」と前を見据えた。