【警告】千葉=クレーベ(58分)、堀米(86分) 大宮=西村(17分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】小野雅史(大宮)

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[J2 2節]千葉0-1大宮/6月27日/フクダ電子アリーナ
 
【チーム採点・寸評】
千葉 5.5
理想的なプランは先手を取って、相手を引き込んでのカウンターだったが、前半終了間際にセットプレーから失点。それまでは身体を張ったディフェンスを見せていたが……。後半は効果的な反撃ができなかった。

【採点・寸評】
 GK
1 新井章太 6
失点は相手のFKを、味方がクリアし切れずにゴールに吸い込まれる不運な形。それよりも、鋭いシュートを何度もセーブした姿のほうが印象的で、指示の声は誰よりも光った。ただ今季加入のGKは「あそこ(失点)を止めるために来たので悔いが残ります」とコメント。
 
DF
2 ゲリア 5(71分 OUT)
序盤から前への意識を示したが、ボールフィーリングが悪かったのか、ミスで失う場面が目立った。守備面でもクリアが相手に渡ってしまうなどリズムに乗れず。

15 チャン ミンギュ 6
“ファイター”という言葉が当てはまるような力強い守備で大宮攻撃陣に対応。韓国の大先輩、ユン・ジョンファン監督の下で成長していることを感じさせた。

 
5  増嶋竜也 6
開幕戦はベンチスタートも、この日は先発を掴む。周囲を叱咤激励しながら最終ラインを統率。後半は押し込まれる場面があったものの、気持ちの強さは伝わってきた。
  
49  下平 匠 5.5(86分 OUT)
縦パスで一列前の堀米をサポート。ただ、自慢の左足からクロスを送る場面は限られ、やや消化不良な感だ。

MF
4 田口泰士 5.5
キャプテンマークを巻き、攻守のリンクマンとして働く。左右にパスを散らしながらセカンドボール回収も担った。もっとも結果にはつながらず。次戦に期待したい。

32  高橋壱晟 5
久々の先発出場に立ち上がりこそ、固さが見えたが、徐々に“らしさ”を披露。シンプルにボールをつないだ。しかし、前半終了間際に相手のFKをクリアし切れずに失点。その後は挽回といかずにほろ苦いゲームに。次の試合で奮起を!

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MF
21  アラン・ピニェイロ 5(71分 OUT)
右サイドハーフでプレー。ただ粗さが目立ち、味方と上手く連係できず。見せ場を作れないまま交代となった。
 
8  堀米勇輝 5.5(86分 OUT)
プレースキックの質はまずまず。しかし、流れのなかでなかなかチャンスを生み出せず、中盤でボールを失い、ピンチを招く場面も。
 
FW
24  山下敬大 5.5
スタメンに抜擢され、前線から精力的に守備を行なった。もっとも、本分のフィニッシュでは貢献できず。

9  クレーベ 5.5
ポスト役としてボールを呼び込んだものの、大宮の激しい守備に苦しんだ。ピッチに倒れ込むシーンは何度もあり、本来のリズムでプレーさせてもらえなかった。

 
交代出場
MF
6 田坂祐介 5.5(71分 IN)
ゲリアに代わって右SBに入る。米倉とのコンビネーションでサイドからの崩しを期待されるも、なかなか前に出られなかった。
 
MF
50 米倉恒貴 5.5(71分IN)
1点ビハインドのなか、相手が自陣に引いたこともあり、スペースを見つけられず。ドリブル突破を狙っても大宮の守備網に引っ掛った。
 
DF
17 新井一耀 −(86分 IN)
3バックへの変更にともないピッチへ。最終ラインからビルドアップを狙うも、奏功しなかった。
 
FW
44 川又堅碁 −(86分 IN)
プレー時間が短く、ゴール前で良い形でボールを受けられず。シュートは0本だった。

監督
ユン・ジョンファン 5.5
試合後には「守備の安定を中心に準備してきて、失点はしましたが、安定はしたと思っています」とコメント。ただ先手を取られた際の打開策を提示できず、終盤にはシステム変更を試みたが、交代カードを含めて打つ手が遅かった印象。今季就任した指揮官がチームにスタイルを植え付けるにはまだ時間がかかりそうだ。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
【チーム採点・寸評】
大宮 6
セットプレーから奪った1点をしっかり守り切り、開幕戦に続いて連勝を飾る。守備は組織的で、カウンターの素早さもあった。ただ攻撃面の改善はまだまだ必要か。

【採点・寸評】
 GK
1 笠原昂史 6
大きなピンチもなく冷静に90分を終える。ハイボールの処理も安定していた。課題はカウンターにつなげる際のフィード。
 
DF
3 河本裕之 6.5
頼れるディフェンスリーダーとして落ち着いた出来。空中戦にも強く、千葉攻撃陣の前に立ちはだかった。
 
6  河面旺成 6.5
河本と連係して、強固な最終ラインを形成。ハイボールを撥ね返す力も見事だった。
 
 
24  西村慧祐 6.5
大卒ルーキーは指揮官を納得させるパフォーマンスを披露。3バックの一角として的確に守った。今後の飛躍が楽しみなタレントだ。

MF
13  渡部大輔 6
右サイドをアップダウンし、堀米との1対1でもクロスを上げさせず。前半には惜しいシュートも放った。

22  翁長 聖 6
3本のシュートを放つなど積極的に前へ。ディフェンスでも穴を空けなかった。
 
7  三門雄大 6
コンビを組んだ小野が攻撃に出た分、バランサーとして中盤をコントロール。パスを散らした。
 
MAN OF THE MATCH
41  小野雅史 6.5
濡れたピッチを活かそうと、低い弾道のFKを送り、相手のクリアミスを誘って嬉しいプロ初ゴールをマーク。決勝点につなげ、チームを勝利に導いた。積極性も買いたい。

14  近藤貴司 5(HT OUT)
プレスに走って相手にプレッシャーをかけた。ただ目立ったプレーをできずにハーフタイムで交代に。
 
18  イッペイ・シノヅカ 6.5(81分 OUT)
積極果敢にドリブルで仕掛け、強烈なシュートで千葉ゴールを強襲。コンディションの良さを感じさせ、攻撃を牽引した。
 
FW
28  富山貴光 5.5(79分 OUT)
エリア内でトラップが乱れるなどチャンスをフイにした。それでも1トップとして前線で動き回り、起点になろうと試みた。

 
交代出場
MF
10 黒川淳史 5(HT IN)
近藤に代わって後半頭から登場。守備に走りつつ、77分にチャンスを迎えるも、シュートはGKの正面を突いた。
 
FW
27 戸島 章 ―(79分IN)
ピッチに立った直後にクロスを受けるもシュートミス。追加点は奪えなかった。
 
MF
5 石川俊輝 −(81分 IN)
1点リードの状況で送り出される。チームのバランスを崩さずに仕事をこなした。
 
監督
高木琢也 6
会心の勝利というわけではなかったが、再開初戦の難しいゲームを完封勝ち。攻守のバランスを上手く整え、流れに乗れる勝点3をチームにもたらした。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト)