[6.27 J2第2節 甲府3-3新潟 中銀スタ]

 J2第2節が27日に開催された。昨季5位のヴァンフォーレ甲府はホームで同10位のアルビレックス新潟と対戦。激しい打ち合いの末、3-3でタイムアップとなった。

 再開初戦で迎えた“川中島ダービー”は前半から激しく動く。先制したのは新潟。前半19分、右サイドのパスワークから中央のFW渡邉新太が受け、前方にボールを出す。PA内のFWファビオがDFを背負いながら落とすと、もらい直しに近づいていた渡邉が右足を強振。グラウンダーのシュートがゴール左に決まり、4か月前に行われた開幕戦の群馬戦(○3-0)に続く2試合連続弾となった。

 先に失点を喫した甲府だったが、相手の隙を突いてあっという間にゲームをひっくり返す。前半33分に左サイドのMF泉澤仁がDFを揺さぶり、左足でクロス。ファーのFWドゥドゥがヘディングで押し込み、同点ゴールを奪う。同35分には相手のパスミスを逃さなかったFWジュニオール・バホスがボールを拾い、PA内左から中央へパス。ドゥドゥが左足で流し込み、今季2得点目となる逆転ゴールで2-1とした。

 しかし新潟も譲らない。前半アディショナルタイム1分、MF秋山裕紀が後方から浮き球のパスを送ると、PA内右の渡邉が右足でダイレクトシュートを放つ。GK河田晃兵に右手で触られながらもゴール左に吸い込まれ、今季3点目を記録。そのまま2-2で後半へと折り返した。

 計4ゴールが生まれた前半から一転し、後半は互いに決め手を欠く展開が続く。そうした中、甲府はGK河田にアクシデントがあり、後半35分にGK岡西宏祐を投入。新潟が再逆転したのは直後の同36分だった。敵陣右寄りのMFゴンサロ・ゴンザレスがボール奪取から中央へ送り、渡邉がスルー。受けた途中出場MF本間至恩がルーレットからPA内右にパスを出すと、同じく途中投入のMFシルビーニョが右足でシュート。しっかりとゴール左に決め、今季初得点で3-2となった。

 だが、諦めない甲府は後半アディショナルタイム4分に追いつく。左サイドのDF内田健太からのロングスローをニアのFW金園英学が頭でそらし、体ごと飛び込んだFW太田修介が胸でゴール左に押し込む。途中出場の太田はこれがJリーグ初得点。土壇場の貴重なゴールで3-3とし、甲府に勝ち点1をもたらした。