「愛すべき白T」

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白Tをこよなく愛するスタイリスト4人がナビゲートする理想の1着。それぞれがこだわる特徴別に、えりすぐられた秀作をご紹介。

A


KEYWORD :

「女性らしさが引き立つ」


SELECTOR :

KEIKO WATANABE


迷ったらジャケットに合うかどうかで検討を。中が透けない適度な厚み、上品に開いたネックラインを条件に探せば、オンにも使いやすいキレイめの1着が見つかります。(渡邉さん)

□品のいいスムーズな素材感


□ほんの少し鎖骨がのぞく首の開き



01 /

agnes b.


「フレンチシックなシルエット」


ややコンパクトなそでの形&肌感がありつつもつまった首元と、ミニマルな中にアニエスベーらしいこだわりが凝縮。型くずれのしにくさも、実際に着用していて感じた長所。

Tシャツ 6,000円+税/アニエスベー 品のいいなだらかなUネック。伸縮性に優れた素材を使用。

02 /

BATONER


「ニットブランドならではの丈夫な生地」


ニットを得意とするバトナーのパックTは、インナーにしてもよれにくい肉厚な生地感がポイント。厚手のものって武骨な印象になりがちですが、自然な落ち感があるのはさすが。

Tシャツ 5,400円+税/BATONER 極上のやわらかさを持つコットンを編み立て、肌ざわりも抜群。

03 /

JAMES PERSE


「美形なうえ快適なパイル地」


内側がパイル地になっているので、汗をかく季節も着心地良好。すらりとした身幅と短めのそでがIラインを引き立ててくれるので、ほっそりとしたシルエットがかないます。

Tシャツ 17,000円+税/JAMES PERSE(JAMES PERSE 青山店) フィット感のある首まわり。

B


KEYWORD :

「バランスUPに効く半そで未満」


SELECTOR :

CHISATO TAKAGI


肩幅をカバーしつつ、肌が出ることで抜けもかなうノースリ一歩手前の形も使える。自然にIラインを促してくれ、白T+ワイドパンツのような単純な上下もオシャレに。(高木さん)

□体型をひろわないボックス型


□INしてももたつかない丈感



01 /

GALERIE VIE


「品よく着られるネックライン」


体の泳ぐシルエットが、女性らしいきゃしゃ感を引き立ててくれる。つまりすぎない首のラインやシームレスな脇ぐりなど、カジュアル度が低く、ジャケットのインナーにも適任。

クルーネックTシャツ 9,000円+税/ギャルリー・ヴィー(GALERIE VIE 丸の内店)

02 /

nano・universe


「二の腕カバーに効果を発揮」


ゆとりのあるそでの形が、気になる二の腕や肩幅の目くらましに有効。長すぎず短すぎない絶妙な丈感でINして着てももたつかないし、ラウンドヘムだからOUTで着てもさまになる。

フレンチスリーブTシャツ 3,600円+税/nano・universe(ナノ・ユニバース カスタマーサービス)

03 /

Nicolas Jenson


「メンズっぽいボックスシルエット」


太めのネックリブにつまったラインと、メンズライクな雰囲気の漂う1枚。腕が出るぶん抜けがあるので、ラフな印象になりすぎずに大人っぽく着られると思います。

Tシャツ 8,000円+税/ニコラ・ジェンソン(リノウン) 脇ぐりが広く、ゆとりのある設計。

C


KEYWORD :

「メンズさながらの抜け感」


SELECTOR :

KAORI HIGUCHI


メンズライクな形が私の定番。地厚な生地だとカジュアルになりすぎるので、適度な生地感の見極めを。ユニセックスなブランドや実際にメンズのものを選ぶことも。(樋口さん)

□シンプルなデザイン


□コンパクトすぎず大きすぎず



01 /

UNION LAUNCH for Ron Herman


「カジュアルすぎない生地感」


色違いの黒TがセットになったパックT。メンズっぽいミニマルな形なのですが、生地が厚すぎないから女性が着ると上品に。デニムやチノを合わせてもラフに見えないのがいい。

セットTシャツ(巾着バッグつき) 18,000円+税/ユニオンランチ フォー ロンハーマン(ロンハーマン)

02 /

DRESSTERIOR


「メンズアイテムならではの形」


ドレステリアのTシャツは形も素材感もすごくシンプルで、スタンダードに使える感じが好み。コレはメンズなのですが、大きすぎない絶妙なサイズ感でINもOUTも自由自在。

白クルーネックTシャツ(メンズ) 4,500円+税/ドレステリア(ドレステリア 池袋店)

03 /

ATON


「理想的な首のつまりぐあい」


毎月のようにリースをしているエイトンの白T。いいぐあいにネックラインがつまっていて、スエットなどを重ねたときに見える白が絶妙。わりと長めの丈で、タイトボトムとも好相性。

白Tシャツ 18,000円+税/ATON(ATON AOYAMA) 好みの形を探せる豊富なサイズ展開。

D


KEYWORD :

「白Tに飽きたときにも」


SELECTOR :

YASUKO ISHIZEKI


今季はベーシックなボトムを簡単に格上げできる、デザインTシャツに注目を。ブラウスだと難しく感じてしまうモードな装飾も、Tシャツ素材ならハードルが下がります。(石関さん)

□派手に見えないデザイン性


□力を抜けるBIGサイズ



01 /

ENFOLD


「カジュアルにもモードにも」


アシンメトリーなタックがほどこされ、Tシャツなのにモードな見た目。身ごろに効かせたことで存在感があり、それだけで十分さまになる。長めの後ろ丈も使いやすい。

タックデザインTシャツ 23,000円+税/ENFOLD ゆるいシルエットがデザインの強さを中和。

02 /

Christian Wijnants


「ほどよくドレッシー」


アンバランスなそでの形が珍しい1枚は、身ごろのフリルに視線が集まり、すっきり見えをもくろめる。女っぽいディテールが効いていて、ボトム次第であらゆるシーンに対応。

レイヤード風Tシャツ 27,000円+税/クリスチャン ワイナンツ(ショールーム リンクス)

03 /

SAYAKA DAVIS FOR TOMORROWLAND


「高感度なバックスタイル」


前はつまったネックライン、後ろは背中がのぞくカッティングと、前後で表情の異なるデザインが魅力。色っぽくなりがちな肌見せも、ゆるい白Tだったら試しやすいと思います。

back style


Tシャツ 19,000円+税/サヤカ デイヴィス フォー トゥモローランド(TOMORROWLAND)