ジョンティー・ブレイバリー被告。ロンドン警視庁提供(2019年12月6日撮影、公開、資料写真)。(c)AFP PHOTO / METROPOLITAN POLICE

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【AFP=時事】(更新)英首都ロンドンで昨年、有名美術館の10階にある展望台から、10代の少年が6歳の男児を投げ落とした事件で、判事は26日、被告の少年に終身刑を言い渡した。

 事件は現代美術館「テート・モダン(Tate Modern)」で発生。ジョンティー・ブレイバリー(Jonty Bravery)被告(18)は昨年8月4日、大勢の来場者の目の前でフランス人の男児を投げ落とし、現場を恐怖に陥れた。

 モーラ・マッゴーワン(Maura McGowan)判事は被告に対し、殺人未遂の罪で、少なくとも15年間仮釈放なしの終身刑を言い渡し、さらに「一生仮釈放されない可能性もある」と言い足した。

 同美術館10階の展望台から5階の屋根まで、30メートル落下した男児は、背骨と全四肢を骨折し、頭部も負傷した。事件発生当時に比べれば快方に向かっているとはいえ、現在も24時間体制で看護を必要とし、完全に回復する可能性は低いとみられている。

 ブレイバリー被告は当時17歳で、5歳の時に自閉スペクトラム症(ASD)と診断されており、人格障害もある。

 事件当日、犯行について問いただされた被告はにやりと笑い、「うん、僕は気が狂ってるんだ…僕のせいじゃない。福祉当局のせいだ」と語ったとされる。

【翻訳編集】AFPBB News

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