シャープマーケティングジャパン、YE DIGITAL、スピナ、西鉄バス北九州、西鉄エム・テックの5社は26日、共同で福岡県北九州市にて32V型液晶タッチディスプレイに自動販売機能と記念写真の撮影機能を搭載した「スマートバス停」の実証実験を開始した。

「スマートバス停」は、交通系ICカードで購入できる自動販売機能と北九州市の観光名所を背景とした記念写真の撮影機能を搭載するバス停で、システムは西鉄エム・テックとYE DIGITALが共同開発。試作機の開発と設置及び保守メンテナンスをシャープマーケティングジャパンが担当し、バス停運営及び保守を西鉄エム・テックが行う。

26日から福岡県北九州市小倉北区の砂津バスセンターに設置される試作機では、スピナの北九州の地元銘菓「くろがね堅パン」が販売される。"鉄のように堅い"大正時代に官営八幡製鐵所で生まれたお菓子で、大量に作り、より長く保存できるように極力水分を少なくしたことから生まれたものだという。

自動販売機能搭載「スマートバス停」の利用イメージ(同社資料より)

「くろがね堅パン」(スピナ公式Webサイト)

32V型液晶タッチディスプレイのタッチパネル操作で購入でき、購入者は上部搭載のカメラで小倉城や西鉄バスなどオリジナルフレームをまとった記念写真の撮影が可能になる。ディスプレイには時刻表や路線図、地元のおすすめスポットやグルメ情報なども表示され、1年間を通した実証実験で物販や情報発信などの検証が行われる。

ぶらりと立ち寄るスポットのバス停で地元の名産品が購入できるとなれば、思わず購入してしまう人も多いのではないだろうか?国内のまだ見ぬスポットの各地に設置されていれば、まだ知らぬ名産も写真を通じて世界へと広がっていくのかもしれない。