アメリカのトランプ大統領の側近だったジョン・ボルトン前大統領補佐官(国家安全保障問題担当)の暴露本「それが起きた部屋〜ホワイトハウスの回顧録〜」で、アメリカ政界のみならず、世界中が呆れかえっている。なにしろ、「トランプは大統領の資質にかけ、職務を遂行する能力がない」と痛烈にやっつけ、「米朝首脳会談では、その内容より(自分の存在感を)アピールできる度合いを重視した」「在日米軍の撤退の可能性をちらつかせて日本を脅せば、交渉の立場は強くなると助言された」「日米首脳会談でトランプ大統領は深く眠っていた」などと暴露している。

ただ、これほどのことが書かれても、国際教養大学大学院の小西克哉客員教授は「11月の大統領選には影響はない」という。トランプの岩盤支持層は(本や新聞を)読まないからだ。

姪も暴露本準備中!おじさんの強欲ぶりを告発

「モーニングショー」が紹介した日刊スポーツによると、さらにもう1冊の暴露本の出版が進んでいるらしい。トランプの兄の娘、姪の心理学者が一族の内情を暴露する本を準備していて、末弟のロバート氏が出版差し止め命令の請求を裁判所に提出しているという。

本は7月28日発売予定で、タイトルは「トゥー・マッチ・アンド・ネバ―・イナフ」で、副題は「私たちの家族はいかにして世界で一番危険な男をつくりあげたか」。240ページ。国際教養大学大学院の小西克哉客員教授によると、「トランプ氏が父親からいかに富をかすめ取り、現在の地位を築いたかという調査報道を、2年前に『ニューヨーク・タイムズ』がしているのですが、そのネタ元になった人なんです」と説明する。

司会の羽鳥慎一は「すごいタイトルですね」、小西氏は「強欲を意味していますね」。テレビ朝日コメンテーターの玉川徹は「これ、過ぎたるはなお及ばざるがごとしっていう意味ですよね」

ただ、これほどのことが書かれても、小西教授は「11月の大統領選には影響はない」という。トランプの岩盤支持層は(本や新聞を)読まないからだ。「読んだとしても、また反トランプメディアが何か言っていると思うだけ」