男子テニス世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ選手(33)が、新型コロナウイルスに感染していることを公表した。ジョコビッチは今月(2020年6月)に母国セルビアでクロアチアで慈善大会を主催したが、そこに参加したほかの3人の選手も陽性だった。大会は打ち切りとなった。

公式サイトで「ウイルスの状況が落ち着いたタイミングで大会を開き、運営の条件は満たされていると信じていた。感染された方々に対して心から申し訳なく思っている。残念ながら、ウイルスは今も存在していて、現実として、われわれはウイルスと共存することを学ばなければならない」とコメントしている。

AEP通信によると、大会の観客のほとんどはマスクを付けず、選手らはコートで抱き合っていた。また、地元メディアは、大会後に盛大なパーティーを開いていたと報じており、ジョコビッチに批判の声が上がっている。

ファンサービスでハグや握手

日本感染症学会専門医で、KARADA内科クリニック五反田院長の佐藤昭裕医師は、「テニスの試合だけを考えれば、選手同士の距離も十分とられていますし、感染のリスクはほとんどないと思います。ゲーム以外の、たとえば控室だったり、ロッカーだったり、夜のパーティーだったりの感染が疑わしいですね」と話す。

司会の加藤浩次「本人かどうかははっきり確認できていませんが、ネットなどでは、密の状態で楽しくやっている映像もあります」

松田丈志(競泳元日本代表)「スポーツを再開していくにあたって、ファンサービスを含めたコミュニケーションの部分に気を付けないと、こういう風になってしまうと改めて感じました」

加藤「ジョコビッチ選手くらいの立場になれば、感染者が出ないようにやるというのが、慈善大会として意味があったと思いますが、本人がかかってしまいました」