CERN、全周100kmの加速器「FCC」建造承認。ヒッグス粒子やダークマター研究を加速へ

欧州原子核研究機構(CERN)が、 現在の大型ハドロン衝突型加速器(LHC)の27kmをはるかに超える全周100kmという巨大な衝突型円形加速器"Future Circuler Collider(FCC)"の建造計画を承認しました。

このFCCが完成すれば、物理学者は粒子を100TeV(テラ電子ボルト)を超えるエネルギーで粒子をぶつけて粉砕し、ヒッグス粒子の研究をより正確に行うことが可能となります。またダークマターや未発見の粒子を見つけることなども可能になるといいます。

The Guardianの報告によれば、FCCの建造は2段階で行われるとされます。まず第1段階では、電子をその反物質である陽電子と衝突させ、ヒッグス粒子を大量に生成できるようにし、研究におけるデータ収集の正確性を高めます。そして第2段階で100TeVの衝突エネルギーを利用可能とし、標準モデルを拡張もしくは置き換える新たな粒子の生成までを見据えたものになるとのことです。