制作しているのが大阪の読売テレビだからか、全国の話題を扱っているものの、やはり圧倒的に強いのは関西の情報。特にお得意は大阪・京都あたりで、さすがにやり尽くした感もある。

が、この4月からみのもんたに代わり、2代目MCとして爆笑問題・田中裕二を新しく迎えたことで、新入り田中に教えるという体(てい)で、過去の話題をしれーっともう一度見せる手法で再放送を再利用。その手法はなかなかお見事(?)だ。

この日も「あなたの知らないホンマの京都SP」と題し、過去に放送した番組を編集し、まるごと1時間「京都府民あるある」でやり過ごした。新型コロナ禍で再放送が当たり前になっているなかで、ひと手間加えて、さも新しい番組であるかのように見せる。長寿番組なので過去VTRの中に欲しいネタはいくらでもある。取材に行かなくともOKなのだ。

京都といえば「おばんざい」のイメージがあるが、京都府民は「おばんざい」を使わない。本来、家庭料理のことで、粗末なおかずしかないという意味になるとか。それよりも「炊いたん」に馴染みがあると。「炊いたん」は炊いたものという意味で、いわゆる煮物の総称だが、番組では田中の所属事務所「タイタン」と「炊いたん」を重ねて面白く編集していた。他にも「世界遺産には興味なし?」とか「創業100年超えでも老舗とは言わない?」などなど。ゲストの杉本彩や西村和彦の話が、まあ鼻につくこと。京都人苦手どすわ〜。
(放送2020年6月18日21時〜)

(白蘭)