都道府県をまたぐ移動自粛が緩和されてから最初の週末の6月19〜21日(2020年)、東京・原宿などの人気スポットは人でごった返した。東京駅や羽田空港、長距離バスのターミナル・バスタ新宿では帰省客や旅行客が多くみられ、人の移動は一気に増えた。

6月19日には都の休業要請が全面解除され、「客数を減らす」「マスク着用」「無言で鑑賞」などの予防策をとり、おそるおそるではあるものの、多くのライブハウスや劇場も再開した。

東京の新規感染者は相変わらず「夜の街」が多い

その一方、東京の感染者数はいまだに多く、21日に都内で確認された新規感染者数は35人。内訳は、濃厚接触者が21人、経路不明者が14人だった。また「夜の街」関連は18人で、全員が新宿エリアだという。

日本感染症学会指導医の水野泰孝医師は「毎日感染者数が発表されますが、内訳が大事です。6月になり、人の動きがかなり活発になりました。もしこれで市中感染が広がっているとしたら、経路不明者の数がもっと増えていい。ほぼ横ばいなので、感染者数がどんどん増える状況ではないと推測します」と話す。

しかし、まだ注視が必要だ。水野医師はこう指摘する。

「全国的に人の動きが緩和され、旅行に行く人がかなり増えてきました。病原体を運ぶリスクが高まります。それで感染者数が出た場合、2週間くらいの経過を見れば感染が広がっているかが分かってくると思います」

司会の加藤浩次「ここから2週間の数字次第ということなのですけど、我々にできるのはマスク、手洗い、距離を取るしかないと言うことですね」