去年(2019年)7月の参院選をめぐる公職選挙法違反容疑で、東京地検特捜部は河井克行前法務大臣と妻の案里参院議員を逮捕、本格的に取り調べるが、捜査のポイントは多額の買収資金がどこから出たかだ。参院選では、ウグイス嬢14人に法定報酬1日1万5000円の2倍の3万円が支払われ、地元の後援会員や広島県議、自治体首長ら100人以上に2600万円を配っていた。現金20〜30万円入りの封筒を渡されたと告白する県議や町長(当時)もいる。

参院選応援で破格の1億5000万円

キャスターの立川志らく「事実なら、なんでこんな古典的な手を使ったのかですよ」

政治アナリストの伊藤惇夫氏は、自民党本部から豊富な選挙資金がつぎ込まれていたことを指摘した。安倍執行部から案里を対抗馬として送りこまれた現職自民党議員には1500万円だったのに、案里には1億5000万円と「異常な選挙でした。もし一部でも党からの資金となれば、提供者も公選法違反に問われる可能性があります」という。

中島健太(画家)「政党には税金から政党助成金が出ているんですよね。われわれが知りたいのはそこですよ。モラルの底が抜けっちゃってる感じがします」

自民党の下村博文・選挙対策委員長は「党本部からなら、二階幹事長あるいは安倍総裁の判断ではないかと思う」と語っている。

志らく「大きな問題だが、真相解明できるのかねえ」

案里はきょう18日(2020年6月)発売の週刊文春(6月25日号)では「秘書に任せたこと。身柄をとられ(逮捕され)ても、裁判で勝てます」と関与を否定した。もちろん、議員を辞職するつもりなんかない。