6月21日、東京競馬場で3歳限定のダート重賞・G轡罐縫魁璽鵤咫淵澄璽1600m)が行なわれる。ユニコーンSは大変な出世レースで、秋に開催されていたレース創設当初の5回も含め、過去24回の勝ち馬のうち半数の12頭が、のちにG機△△襪い話亙交流G汽譟璽垢鮠,辰討い襦


前走の端午Sを制したサトノラファール

 特に最近7年間では、2013年ベストウォーリア、2015年ノンコノユメ、2016年ゴールドドリーム、2017年サンライズノヴァ、2018年ルヴァンスレーヴ、2019年ワイドファラオと、実に6頭がG気簔亙交流G気脳〕。今年5月の地方交流G気しわ記念(船橋/ダート1600m)で、7頭立て6番人気のワイドファラオが勝利したのも記憶に新しい。

 今回は4頭の外国産馬が登録をしており、中でも2戦2勝と無敗のカフェファラオ、レッチェバロックの2頭が人気を集めそう。しかし春開催になった2001年以降、外国産馬は46頭が出走し、勝利したのは2013年のベストウォーリア1頭のみだ。

 1番人気馬も、2004年カフェオリンポスが4着、2014年アジアエクスプレスが12着、2015年ゴールデンバローズが4着、2016年ストロングバローズが2着、2017年リエノテソーロが7着と、すべて人気を裏切っている。さらにキャリア2戦馬も、過去10頭が出走して2回の4着が最高着順。かなりの大物感が漂うカフェファラオとレッチェバロックの2頭だが、厳しいデータが揃っている。

 そこで筆者が狙いたいのが、サトノラファール(牡3歳/栗東・中竹和也厩舎)だ。同馬は前走の端午S(京都/ダート1400m)を強烈な追い込みで差し切るなど、今年3月の4戦目から1400m戦を2戦して2勝。デビューから3戦まではダートの1800mを走り、デビュー戦(京都)こそ5馬身差で圧勝したものの、2戦目は5着、3戦目は11着と敗れているため、一見「距離短縮で本領発揮」と思えるかもしれない。

 だが、鮮やかな差し切りを決めた初の1400m戦(4戦目)は、出遅れて初めて後方から追い込み戦法をとったレース。距離短縮ではなく、脚質変更で本領を発揮したと言えるもので、1400mがベストとは限らない。スピードタイプではなく長く脚を使える差し脚が武器なため、初コースではあるが、直線が長い東京の1600m戦は合うはずだ。

 血統背景もそれを裏づける。父ゴールドアリュールの産駒はこのレースに9頭が出走し、2014年レッドアルヴィス、2016年ゴールドドリーム、2017年サンライズノヴァの3頭が優勝。2018年も、1400m戦を連勝してきたホウショウナウが、10番人気ながら4着と好走した。ダートの大物が数多く出ているゴールドアリュール産駒は、1600〜2000mを得意とする馬が多いのだ。

 また、母シークレットジプシーはG競妊スタフH(ダート6F)など米重賞3勝の活躍馬で、その父シーオブシークレットは大種牡馬ストームキャット産駒だ。2014年の勝ち馬レッドアルヴィスがストームキャットの血を祖母の父に持っており、母系にミスタープロスペクターの血を持つのも、ゴールドアリュール産駒の過去の勝ち馬3頭と共通する。末脚の破壊力、豊富なキャリア、そして血統の力がこの舞台で発揮されるはずだ。

 もう1頭、血統的な注目馬としてスリーグランド(牡3歳/栗東・高橋義忠厩舎)を挙げておこう。

 父シニスターミニスターは、昨年の地方交流GJBCレディスクラシック(浦和/ダート1400m)を勝ったヤマニンアンプリメなどを出すダート種牡馬。代表産駒の1頭であるインカンテーションは、ユニコーンSと同じコース・距離のG敬霏¬遑咾鮠,繊■猫汽侫Д屮薀蝓治咾韮加紊貌っている。

 さらに、スリーグランドの半兄には地方交流G汽献礇僖鵐澄璽肇澄璽咫次並膂罅織澄璽2000m)勝ち馬のヒガシウィルウィン、全姉には地方競馬・南関東の重賞、東京湾C(船橋/ダート1700m)の勝ち馬ディーズプリモがいる。力強い末脚の持ち主で、前走の端午Sでは3着に敗れたものの、直線でなかなか進路が開かず、ゴール前で他馬に寄られて追えなくなるなどの不利があった。スムーズな競馬が出来れば、この条件でも通用するだろう。 以上、ユニコーンSはサトノラファール、スリーグランドの2頭に期待したい。

※スリーグランドは除外となりました。