Automatticは6月15日(米国時間)、「WordPress Bumps Minimum PHP Recommendation to 7.2 - WordPress Tavern」において、WordPressの最低限許容できるPHPのバージョンをPHP 7.2へ引き上げたと伝えた。基本的にはPHP 7.3以降のバージョンが推奨されるが、許容できる最低限のバージョンはPHP 7.2となる。

WordPress Bumps Minimum PHP Recommendation to 7.2 - WordPress Tavern

WordPressは世界で最も使われているCMS (Content Management System)。2位と比べて10倍以上のシェアを持っており、CMS市場における影響力は大きい。シェアが大きいWordPressだが、サポートされていないPHPを使い続けているユーザーが多いことでも知られている。2018年12月にはPHP 5.6とPHP 7.0がEoLに到達したが、この段階でWordPressユーザーの83%はサポートされていない古いバージョンのPHPを使っていた。状況は徐々に改善されており、現在では47%がサポートされていないバージョンを使用している。

PHP 7.2は2020年11月にサポートの終了が予定されている。今回、WordPressの最低限PHPバージョンを7.2に引き上げたのはこうしたPHPのライフサイクルに対応させるため。サポート対象外のPHPを使っていてもWordPressを使い続けることはできるが、脆弱性対策を考えると常にサポートされたバージョンを使い続けることが望まれる。