大坂なおみ「日本は差別的な国じゃない。そういう人は、どこにでもいるだけ」

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ここ数週間、大坂なおみ(日本/日清食品)の感情はジェットコースターのように揺れ動いてきた。アメリカでの人種差別的な事件以来のことだ。テニス関連ニュースサイトTENNIS TONICが報じている。

大坂は事件に憤慨しており、SNS上で極めて活動的であった。しかし、大坂は一部のコメントに対していくらか攻撃的すぎた時もあったようで、彼女のエージェントをハラハラさせたらしい。セサミストリートのキャラクターであるカエルのマペット、カーミットがオロオロしてる様子に「私がTwitterを開けるたびのエージェントの様子」とコメントをつけた大坂のユーモラスなツイートがこれを物語っている。


かなり攻撃的なツイートを削除した後、大坂は日本から発されたいくつかのコメントを批判したことは、日本が人種差別主義的な国であるという意味ではないと強調するメッセージを投稿。


「ここ数日の間に人種差別的な日本のツイートをたくさん攻撃してきたけれど、日本は本当に素晴らしいところよ。日本が差別主義的な国だと誤解されるのは絶対に嫌。どこの国にも、少数であっても差別的な人はいる。みんな、愛してる」と大坂はTwitterに綴った。


その後、別のツイートでこう付け足した。「これからは平和的な人になるわ」


(テニスデイリー編集部)


※写真は2020年「フェドカップ」での大坂なおみ
(Photo by Pablo Morano/MB Media/Getty Images)