J方針「全てのベースは国内リーグ」日程未定のACLをどう組み込む?

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 アジアサッカー連盟(AFC)は16日現在、国際移動を伴うAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の再開日程を決定できていない。そうした中でもJリーグは15日、公式戦再開後の対戦カードを一挙に発表。ACLの日程が決まり次第、調整を重ねながらシーズンを進めていく形としている。

 16日に行われた第9回臨時実行委員会後の報道陣向けオンラインブリーフィングで、村井満チェアマンは「AFCからの日程提示はない」と説明。ACLの組み込みは「仮定の話は申し上げられない」としつつも、「すべてのベースは国内リーグでそこからACL。国内リーグを運営することにまず注力する。その前提でACL出場チームがどのような日程を組むかを協議する」と方針を述べた。

 また試合日程プロジェクトのリーダーを務める黒田卓志氏は「ACLの日程が分からない中でリーグ戦の新しい日程を決めた。なので仮にACLの日程が決まった時、リーグ戦の日程とACLの日程がバッティングすることもある。数少ない予備日を使ってリーグ戦を移動し、ACLを行っていく」と説明した。

 なお、今年度のJ1リーグ戦が水曜・土日曜の週2試合で行われる場合、リーグ戦とルヴァン杯が組まれていない予備日候補は7月15日、同29日、8月26日、9月16日、同30日、10月21日、同28日、11月11日、同18日、12月2日、同9日の計11日(いずれも水曜日)のみ。ACLが今月上旬の予告どおりに全99試合を完了させるとなれば、東地区代表はグループリーグ(各チーム4試合)と決勝トーナメント(各チーム最大7試合)が残っており、リーグ戦日程を移すとなってもすでにギリギリの状況だ。

 海外報道によると、ACLは現状のホーム&アウェーだけでなく、中立地で一斉開催という選択肢も浮上している。村井チェアマンは「どういう提案をしてくるかを待ちたい。予断を持って判断できるわけではない」とまずはAFCの判断を待つ姿勢を強調した。

(取材・文 竹内達也)