バルセロナ生まれフィリピン育ちのアリサさんは、届いた手紙の差出人の名前を見て心臓が止まるほど驚きました。

10か月前に亡くなった、彼女の父親からの手紙だったのです。

おそるおそるメールを開いてみると、そこに書いてあったのは……。

 

Daughter received an email from her father who passed 10 months ago.


手紙の内容は6項目に渡る、アリサさんへの指示でした。

今から1年ほど前、腎臓を悪くして入退院を繰り返していた父親は、翌年の結婚25周年を妻(アリサさんの母親)と祝えなかったときに備え、娘のアリサさんに託したのです。


彼は毎年バレンタインデー、結婚記念日、誕生日には妻に花が届くように、生前のうちに手配していました。


アリサさんには、母親にどこで食事をしたいかを尋ねてレストランへ連れていくことや、家の装飾に至るまでこと細かに指示していました。

両親の愛情に感動したアリサさんは、記念日に間に合うように遅くまで起きて、お父さんの希望通りに飾り付けなどをやり遂げたとのことです。

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予想もしなかったサプライズに驚き、感涙にむせるお母さんの姿。

亡くなった後まで、残された妻を気にかけて愛情を送り続ける家族の絆が感動を呼んでいました。

海外掲示板のコメントをご紹介します。

●自分もそんな風に思慮深く、墓のもっと先のことまで考えたい。

●これは自分を泣かせた。

↑これは「笑顔になる」スレッドに投稿されたものなのにね。

↑もう今日はハッピーに泣きながら寝る。

●音なしで見たのに、目がうるうるきた。

●すごくグッとくる。その母親のむせび泣きを見て、もらい泣きした。これが本当の愛ってやつだ。みんながこういう愛を体験できるといい。共有ありがとう。

●あれ、目から……。

↑写真でグッときた。彼女もお父さんのことを好きだったのがよくわかるよ。

●今ならハグを無料でする。

↑してもらっていい?

↑列に並ぶ。

↑列の最後はここ?

●そうだよ、彼らはフィリピン人さ。地球で最も優しい人々なんだよ。


多くの人が、お父さんの配慮に感銘を受けていました。

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