試合後の取材はオンラインで行なわれた。画像はスクリーンショット

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 浦和レッズは6月13日、FC町田ゼルビアとのトレーニングマッチを開催。30分×4本で行なわれた試合でトータル1−2と敗戦を喫した。

  大槻毅監督は「ゲームだから勝ち負けに尽きる。勝つための方法論としてトレーニングしてきたものがある。そう選手にはアプローチしました。その意味で上回ることができず残念だった」と悔しさを滲ませた。

 もっとも、約3か月ぶりの対外試合で得られたものは少なくなかったようだ。公式戦に向けた良い想定試合になったのも間違いない。

 指揮官はさらに「クラブも今回は公式戦に向けて色んなシミュレーションをして、確認する場を作ってくれました。選手のウォーミングアップ、スタジアムへの入りも含めてプロトコルを作ってもらった。ピッチの上で言うと、公式戦はこうした練習試合のような雰囲気にあるのかなと。お客さんがいないスタジアムでやると、やはり難しい雰囲気になる。今日埼スタでできたのは大きかった」と話す。

 この試合で一矢報いた武藤雄樹は「サッカーを出来ない時間も長く、練習でもフィジカル的なメニューが多くフルピッチでやる回数が少なかったので、今日は難しかった」と、久しぶりの対外試合の感想を語る。

 後ろに下がりながら左足を振り抜き、鮮やかなシュートを突き刺した武藤。「武田から良いボールが上がってきて、良いミートが出来た」と痛烈なボレーシュートを振り返るが、ゴールを決めた時は「盛り上がるところはなく、ハグもしないようと言われていたので、選手同士での喜びが制限された」と、寂しさも感じたようだ。「リーグ戦ではカメラに向けたパフォーマンスなど何か少しでも喜びを共有できるようなことが出来ればいいな」と今後の課題を口にした。
 
 一方でコンディションや戦術面での課題も語る。

「今日はなかなかボールを持った時に良い攻撃が見せられなかった。距離感が良くなく、コンビネーションが出ていなかった。そこは上げていかないといけない。今年はしっかりとした守備から速い攻撃が狙いのひとつでもあるので、相手をはめに行くという部分でもっと精度を高めて、相手に怖さを与える勢いを出せればいいと思う。

 あとは疲れている部分。フィジカル的なトレーニングが多くて少し身体が重い部分もそれぞれあったと思うので、もっとコンディションを上げて、キレのあるプレーを見せられるようにしていきたい」。

 そう武藤はリーグ再開に向けて意気込んでいる。

構成●サッカーダイジェスト編集部

【試合レポート】浦和が練習試合でJ2町田に1-2の敗戦。 武藤雄樹の鮮烈ボレーで一矢報いるも120分で1点に終わる