天皇杯も「交代枠5人」導入可! ルール不明瞭もJFAが国際機関に確認、W杯予選では使えず

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 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う過密日程に備えて制定された「交代枠5人」の特例ルールが、第100回天皇杯にも適用されることが分かった。日本サッカー協会(JFA)が11日、報道陣向けオンラインブリーフィングで明かした。

 特別ルールには「2020年内に終了予定の競技会」という規定があり、来年1月1日に決勝を予定している天皇杯での適用可否が問題となっていたが、JFAが立法機関の国際サッカー評議会(IFAB)に確認。「継続している大会なので適用しても良い」という回答があったという。

 特例ルールは1試合の交代枠を5人に拡大するもの。試合の混乱を防ぐため、交代回数はハーフタイムを除いて各チーム3回までとなる。延長戦ではさらに1人の交代枠を追加。延長前半の前、延長戦のハーフタイムに行う交代は回数に加算されない。

 天皇杯は当初、5月23日に開幕する予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大により各都道府県予選が開催できず、日程が未定。JFAの天皇杯実施委員会は4月23日、出場チーム数を80から50に大幅削減し、Jリーグからは上位2チームのみ出場するという素案を固めたが、5月14日の理事会で継続審議となり、決定が先送りとなっていた。

 なお、日本代表が出場するカタールW杯アジア予選では特別ルールは採用されない。黛俊行審判委員長によると、予選大会は21年以降も続いていくことから、国際Aマッチでは取り入れられないという。

(取材・文 竹内達也)