オンラインで取材に応じた郷家。リーグ再開への意気込みを語った。画像はスクリーンショット

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 ヴィッセル神戸の飛躍の鍵は、6月10日に21歳を迎えたばかりの若きアタッカーが握っているかもしれない。

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、Jリーグは約3か月の中断が続いた。J1は7月4日から再開される予定で、12月19日までに残りの2節から34節までを消化しなければならず怒涛の連戦となるのは間違いない。

 現在はほとんどのクラブがおよそ2カ月ぶりに全体練習に戻り、再開に向けて調整を続けている真っ最中だ。

 神戸の郷家友太は「着々と日程が決まって、練習もいい雰囲気でできていて、久しぶりにみんなでサッカーをして幸せを感じています。試合はまだ先ですが、徐々に戦術の確認もできて、心肺のトレーニングもできている。充実しています」と、再び戻ってきたボールを蹴る日々に喜びを感じている。

 過密スケジュールとなる今年は、ターンオーバーを敷く可能性が高く、若手の働きはひとつのポイントとなる。前線と中盤ならどこでもこなせる万能型の郷家は、特に重宝されそうな人材だ。

 郷家自身それは理解するところで、「1試合1試合が本当に大切になる。夏から連戦になるので若手の力も大切。暑さで怪我人や走れない選手が出てくると思う。そこにいろんなポジションができる自分が入って助けられる。どのポジションでも結果が出せるようにしたい」と意気込む。
 
 自粛期間中は再開を見据えて肉体改造に着手したという。

「元々家にジムを作りたくて。せっかくなので、腹筋の器具やウォーターバッグ、バイク、ゴムチューブなど、ひと通り揃えました。なんでもできるように。1日のうち1時間半くらいは筋トレをして、それ以外は外で走ったり、近くの広場でマスクをつけてひっそりとボールを触ったりという生活でした」

 実際にチーム練習が再開し、その効果を実感している。

「『腕が太くなったな』と言われました。それに首は鍛えてないんですけど、なぜか『首が太くなった』とも。あとはお尻のまわりの筋肉もついてきたので、身体当たった時にバランス崩すことは少なくなりました」

 チーム練習が再開したのが5月25日。それから約2週間で、コンディションは徐々に戻ってきている。

「心肺機能も戻ってきた。ボールの感覚も。最後はゲーム形式の練習をやるんですけど、試合勘も落ちていない」

 今季設定したノルマは7ゴール・7アシスト。チームに大きく貢献し、サポーターに勝利を届ける覚悟だ。

「綺麗なサッカーだけじゃなくて、ガムシャラさをサポーターに見てもらいたい。スタジアムに来られなくて辛い想いをしているサポーターもいると思うけど、熱さを伝えて元気づけられたらいいと思います」

 再開を心待ちにする若きアタッカーの活躍に期待したい。

構成●サッカーダイジェスト編集部

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