千葉・富津市の閉園中の「高宕山自然動物園」から約70匹のニホンザルが脱走した。飼育していたフェンスの金網を何者かが切断したとみられる。阿部悦子リポーターが現場にいた。「ニホンザルはきのう脱走したとみられています。4〜5月が繁殖期だったので、5匹ぐらい赤ちゃんのサルもいるそうで、園の関係者は、体調を気にしています」と伝えた。

この中継の最中、動物園の裏の山にサルたちが姿を見せた。近くの住宅の屋根の上を走り回っている。どうやら、逃げ出したものの、動物園周辺をうろうろしているらしい。

リーダーわからず捕獲難しい

動物園がある高宕エリアは、国の天然記念物であるニホンザルの生息地だ。園では高宕山に生息していた野生のニホンザルを連れてきて、繁殖させて飼育していた。

フェンスは縦約30センチ、横約40センチほど切断されており、園は警察に被害届を提出した。関谷康男園長は「私はここに6年間いますが、今までこういうことはなかったので驚きました」と話した。

逃げたサルたちをどうやって捕獲するか。司会の小倉智昭は「リーダー格のサルを呼び寄せたら、ほかのみんながついてきませんか」と尋ねると、関谷園長は「集団には必ずボスがいるので、そうしたいのですが、どれがボスなのかわからないのが現状です」と困り顔だった。

小倉「天然記念物だから大切にしなくちゃいけないし、難しいですね」