自動販売機の接触箇所 同社資料より

"お茶で、世界を、笑顔に。"を掲げ、お茶をはじめとした清涼飲料水を展開する伊藤園は、製造工程で排出される茶殻を活用した"抗菌対策自動販売機"を6月より順次、展開する。

伊藤園が、業務用の特殊な壁紙を製造できるサンロック工業と共同開発した「茶殻配合シート」は、排出される茶殻を有効資源として活用する独自の"茶殻リサイクルシステム"から生み出されたもの。衛生面へ意識が高まるなか、カテキンなど緑茶成分に由来する茶殻抗菌シールとして、自販機の人の手が触れやすい部分に貼付し、病院や介護施設から全国30,000台への展開を目指す。

自らの生産工程から生まれるリサイクルシステムは、環境やエコ関連の受賞歴も多く、これまでも畳や建材、マスクケースに紙ナプキンや封筒と約100製品を生み出しているという。同社は、"お茶をお客様の身近な製品へ活用する"という同システムのコンセプトの実践と研究開発をさらに進めていくことを述べている。