United States Computer Emergency Readiness Team (US-CERT)は6月4日(米国時間)、「Google Releases Security Updates for Chrome|CISA」において、Google Chromeに脆弱性が存在すると伝えた。これら脆弱性を悪用されると、攻撃者によって影響を受けたシステムの制御権が乗っ取られる危険性がある。

脆弱性に関する情報は次のページにまとまっている。

Chrome Releases: Stable Channel Update for Desktop

脆弱性が修正されたプロダクトおよびバージョンは次のとおり。

Google Chrome version 83.0.4103.97 for Windows

Google Chrome version 83.0.4103.97 for Mac

Google Chrome version 83.0.4103.97 for Linux

Google Chrome version 83.0.4103.97 for Mac

脆弱性のいくつかは深刻度が重大(High)に分類されており注意が必要。上記のセキュリティ情報をチェックするとともに、必要に応じてアップデートを適用することが推奨される。

Google Chromeはこのところ、深刻度が緊急または重大に分類される脆弱性を修正するアップデートが頻繁に出ている。こうした脆弱性の多くは外部のセキュリティ研究者らによって発見されている。

Googleはバグ報奨金プログラムを通して積極的にGoogle Chromeのセキュリティ脆弱性やバグの発見に取り組んでおり、世界中の研究者らによって問題の発見が行われている。GoogleはGoogle Chromeを簡単にアップデートできるようにしており、基本的にアップデートの提供が行われたら、迅速にアップデートを実施していくことが望まれている。

なお、一般的に、修正された脆弱性に関する詳細は悪用される危険性があることから十分にアップデートが行き渡るまでは伏せられる。Googleは脆弱性がGoogle Chromeではなくサードパーティ製のライブラリなどに存在するものだった場合、ライブラリのアップデートが十分に行き渡るまで、脆弱性情報の詳細に関しては伏せるとしている。

Google Chromeはメニューから「Google Chrome について」を選択することでバージョンを確認できる。アップデート可能なバージョンが存在する場合はその旨が表示されるので、指示に従ってGoogle Chromeを再起動することでバージョンアップが適用される。