L・マルティネス、かつてレアル行きを断っていた? 古巣会長はバルサ移籍を支持

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 ラシン・クラブのビクトル・ブランコ会長は、インテルに所属しているアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスのバルセロナ移籍を期待する存在の1人だという。スペインメディア『ムンド・デポルティーボ』が6日に伝えている。

 L・マルティネスに関しては、以前からバルサの今夏の移籍市場におけるトップターゲットとして名前が挙がっている。インテルはL・マルティネスの譲渡に1億1100万ユーロ(約129億円)を要求すると見られており、金額面が一番の壁になると報じられていた。

 このような状況の中、L・マルティネスが下部組織時代を過ごし、インテルへ移籍する2018年夏までプレーしていたラシン・クラブの会長が同選手の移籍騒動に言及。「ラウタロがバルサでプレーするのは非常に素晴らしいことだと思う。まだ現時点では何も決まっていないから、交渉が完了するのを待つしかないのだけれどもね」と話している。

 また、L・マルティネスにとってバルセロナ移籍が昔からの夢だったと主張。18歳の時には、バルセロナのライバルクラブであるレアル・マドリードからオファーが届いたが、それを断っていたことも明かした。

「ラウタロはバルサ移籍へ向けて前進している。どんな額を要求されようと、バルサは応じる構えを見せているはずだ」と話したブランコ会長。新型コロナウイルスによる財政面へのダメージで今夏の移籍市場は以前とは異なるものになると予想されているが、バルセロナはインテルが要求する高額な移籍金を支払うことができるのだろうか。今後の動向に注目が集まっている。