リーグ再開に向けて気持ちを高めるが、甲子園やインターハイの中止を受け「複雑な気持ちもあります」とコメント。写真:徳原隆元

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 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、延期されていたJ1リーグの再開日が7月4日(J1)に決まった。横浜FCは6月3日にチーム活動を再開させ、練習後のオンライン取材に応じた三浦知良は「今までは先が見えず、自分がどこまでトレーニングしていいか、判断するのがなかなか難しかった」とこれまでを振り返りつつ、「(やるべきことが)明確になった。良い準備をしたい」と意気込みを口にした。

 プロ野球の開幕日も6月19日に決まり、国内の2大プロスポーツが本格的に動き出した一方で、カズは「夏の甲子園だったり、インターハイなどが中止になって、複雑な気持ちもあります」と心情を吐露。また、緊急事態宣言の解除後、都内では感染者数が二桁を記録する日が続き、福岡の北九州市ではクラスターが発生。まだまだ予断は許さない状況を懸念しながらも、カズは「これから先は、できるだけ前向きに“やれる”ということを前提に物事を進めていくのも大事ではないかと思います」とも語る。

 もちろん、「感染状況だったり、世の中の動きで変わっていくと思う」と理解している。自粛期間中は「これだけ医学が進み、テクノロジーが発達しているなかでも、世界中がこのウイルスの影響で生活が不自由になり、寄り添って助けることもできなくなるという状況に陥った経験は僕も初めて。改めてウイルス感染の怖さを知った」。だからこそ「新型コロナウイルスがどういうものかを学ぶことがすごく大事」と考え、「いかに共存して、生きていかなければいけないかを学んだ」という。

 慎重な姿勢は崩さず、トレーニングに励みながら、リーグ再開を待ちわびる。「それにはやはり、一人ひとりの感染予防の高い意識が大事。自粛期間中よりも、ある意味、外に出る機会が多くなる分、今まで以上に高い意識を持って感染予防をしていかなければいけないと思う」と持論を述べ、注意喚起した。

構成●サッカーダイジェスト編集部

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