白髪染めとヘアカラーの違いって?正しい白髪カラーリングやおすすめも解説
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手軽に自分で白髪ケアをしたいという方、白髪が気になりだしたけれど黒髪用と白髪用どちらのヘアカラーを選んだら良いか迷っている方は必見です♡
■白髪染めと黒髪用ヘアカラーの違いは?
出典: photoAC
カラー剤には染料とブリーチ剤がミックスされていて、それぞれの配合により髪の染まり方が違います。
それぞれどう違うのかをみていきましょう!
・ブリーチ力が違う!
白髪を明るい髪色に染めるタイプのヘアカラーはブリーチ剤が適度に含まれていますが、基本的に白髪染めはブリーチ力が低くあまり脱色しません。
<黒髪用ヘアカラー:ブリーチ剤は高め>
黒髪用ヘアカラーは染料の発色を良くするためブリーチ剤は多めで、シッカリと脱色をしてから色味を入れます。
・染毛力の高さが違う!
<白髪染め:染毛力高め>
白髪染めは髪がシッカリと染まるように作られています。染毛力はかなり高め。
<黒髪用ヘアカラー:染毛力低め〜適度>
黒髪を茶髪など好みのカラーに染めるタイプのヘアカラーは染毛力が低めから普通で、適度に調節されています。
ブリーチをシッカリとして適度に色を入れるという考え方です。
・特徴をまとめると!
<白髪染め>
あまり脱色せず色味をシッカリ入れる
<黒髪用ヘアカラー>
シッカリ脱色して色味を少し入れる
このような特長があります。
白髪が多めの髪で黒髪用ヘアカラーを使用すると色が入りにくいという話をよく聞きますが、ブリーチはシッカリしますが染毛力が高くないため白髪にうまく色が入らなかった…という理由が考えられますね。
逆に黒髪で白髪染めを使用すると、ブリーチ力が高くないので望んでいた発色にならない、というケースもあるようです。
■白髪をどうしたい?適したカラー剤を選ぼう
出典: 筆者撮影
上記の特徴から、地毛や髪色に合わせてヘアカラー剤を選ぶことが重要!ということが分かりますね♡
ヘアカラー剤を選ぶときのポイントをご紹介します。
・黒髪より白髪の割合が多ければ白髪染めを選ぶほうが◎
白髪が目立つようであればブリーチ力が低い白髪染めを選ぶ方が髪は傷みにくく、おすすめです。
・明るい髪色を目指すなら黒髪用ヘアカラーも◎
白髪を明るい髪色にしたい場合はブリーチをして色味を入れる黒髪用ヘアカラーを使うのもOK!アッシュ系のヘアカラーを選べば色落ちしてきても金髪になりにくいので、白髪が目立ちにくい特徴もありますよ。
・迷ったら美容師さんに相談
セルフカラーで迷ったら、美容師さんに相談するのもひとつの手段!
髪の毛のプロである美容師さんはカラー剤のことを熟知しています。あなたの髪質も加味しておすすめの薬剤や色味をアドバイスしてくれますよ♡
美容院にどうしても行けないという場合は、美容院で使っているカラー剤をすすめてくれることもあるかもしれません。その場合は美容師さんの指示に従ってカラー剤を使用してくださいね♡
■白髪染めとカラートリートメントやヘアマニキュアとの違いは?
ちょっと気になるヘアマニキュアやカラートリートメント。
白髪染めヘアカラー剤との違いは?
出典:mamagirlLABO @223.ce さん
ヘアマニキュアやカラートリートメントの特徴はこちらの3つ!
1.ブリーチ剤は含まれない
2.髪の毛の表面と少し内側を染める
3.ツヤ、潤いをプラスする
出典: @ yagigigi1234さん
カラーの持ちは、
ヘアマニキュアは徐々に色落ちして持続期間は3週間ほど、
カラートリートメントは目安として、シャンプー後に5日連続使用して1週間色味が続くといったイメージです。
どちらも頭皮や髪に負担が少ないメリットがありますが、白髪染めや一般的なヘアカラーと比較して色モチは短いのがポイントです。
最近ではカラーバターも人気ですが、ヘアマニキュアやカラートリートメントと同じようにシャンプーを重ねるごとに色が抜けてしまいます。
ライフスタイルに合ったカラー方法を選びたいですね。
■市販されているヘアカラー剤の選び方のポイントは?
ヘアカラーは1剤と2剤というカラーの元となる薬剤を混ぜて作ります。
市販されているヘアカラーには、これらを自分で混ぜるタイプや、あらかじめ混ざった状態で出てくるワンプッシュタイプがあります。市販のカラー剤は塗りやすいようにさまざまな工夫がされているので選ぶコツを紹介します♡
・初心者さんや髪全体を染めたい方なら<泡タイプやムースタイプ>
泡タイプやムースタイプのカラー剤は、手に出して髪全体にくしゅくしゅとなじませることができるのが特徴。
簡単でむらなく仕上がるので髪全体をカラーリングしたい人や初心者さんにとてもおすすめです♡
・部分的に染めたい!リタッチをしたいなら<ワンプッシュタイプのカラー剤>
部分的にカラーしたい、リタッチをしたい、そんな場合は1剤と2剤を混ぜる手間がなく、余りを保管できるワンプッシュタイプのカラー剤がおすすめです。クシつきやムースタイプなどさまざまありますよ。
・ヘアカラーによる髪の傷みが心配なら<トリートメントつき>
ヘアカラー剤によっては洗い流しタイプのトリートメントが付属している製品があるので、カラー後の髪を労りたい!という方はトリートメントつきを選ぶと良いですよ♡
■市販されている白髪染めカラー剤のおすすめ5選
セルフカラー初心者さんにも使いやすいおすすめの白髪染めヘアカラー剤を紹介していきます。
各製品の公式ホームページにはカラーチャートや色見本が掲載されているので、好みの色を事前にチェックしてから購入するとスムーズですよ。
・泡で簡単に揉み込める<ブローネの泡カラー>
出典: @ yui.yanagihashiさん
セルフカラー初心者さんに特におすすめなのがこちら『Blaune(ブローネ)』の「泡カラー」です!
1剤と2剤をボトルに混ぜるとカラー剤が泡で出てくるので、髪の毛になじませやすいのが特徴。
ブロッキング不要で、髪全体に手で揉み込みます。
20分ほどで染まりますよ。
なんと全24色から好みの色を選べ、アッシュ系の色味も充実!トリートメントもついています。
・黒髪も白髪もきれいに染まる<シエロのデザイニングカラー>
出典: @ fukufuku5555さん
こちらは黒髪も白髪もきれいに染まる設計が特徴の『CIELO(シエロ)』「デザイニングヘアカラー」です。
クシつきのボトルに1剤と2剤を混ぜ、
ボトルから直接髪に塗り20分程で染まりますよ。
カラーバリエは16色で、トリートメントもセットになっているので髪を労りながらカラーリングが可能!目立ちはじめの白髪におすすめです。
・カラー剤を混ぜる手間なし<ブローネのワンプッシュカラー>
出典:筆者撮影
こちらはブローネの「ワンプッシュカラー」。ボトルを押すと1剤と2剤が混ざった状態で出てくるタイプのヘアカラーです。
カラーラインナップは11種類。
付属のブラシでカラーリングし、
15分程で染まります。
ワンプッシュタイプなので余ったカラー剤は保管OK!部分染めにも♡
・カラー剤を混ぜる手間なくムースで出てくる<シエロのムースカラー>
出典: @ fukufuku5555さん
シエロの「ムースカラー」は1剤と2剤が混ざった状態のムース状で出てくるヘアカラー。
手に取って髪にくしゅっと馴染ませるだけで簡単にカラーリングができます。
16色から好みのカラーを選べますよ。こちらもワンプッシュタイプで残った分はとっておくことができるので部分用ヘアカラーにもおすすめです。
・ニオイが苦手なら<サロンドプロの無香料ヘアカラー 早染めクリーム>
出典: @ fukufuku5555さん
こちらはカラー剤の独特の香りが苦手!という方には『SALON de PRO(サロンドプロ)』の「無香料ヘアカラー 早染めクリーム(白髪用)」がおすすめ。
無臭タイプなのでストレスなく染められますよ。
1剤と2剤を自分で混ぜるクリームタイプの白髪染めで、
15分で染められます。
カラーバリエは19種類です。
※セルフカラーをする際は事前にお肌に合うかパッチテストを忘れずにしてくださいね。
■明るい色味に染めたい!おすすめのヘアカラー剤
明るい色味にしたいときは白髪染めじゃなくて発色が良いヘアカラー剤が◎。おすすめのヘアカラーはこちら。
・LUCID−Lのミルクジャムヘアカラー
『LUCID−L(ルシードエル)』の「ミルクジャムヘアカラー」は明るい色味がムラなくきれに仕上がるヘアカラーです。ヘアケア成分配合でニオイも抑えてあるので心地良くカラーリングができますよ。アフターカラーに美容液も入っているので安心。5色から選ぶことができます。
・Lieseの泡カラー
『Liese(リーゼ)』の「泡カラー」はカラーバリエが22色と多く、色を選ぶ楽しさがあるヘアカラー。例えば「ナチュラルseries」のミルクティブラウンは明るいやわらかな茶色でかわいらしい色味、「デザインseries」のクールアッシュはグレーベースの明るい色味でおすすめです。
泡で簡単に染められて、トリートメントも入っていますよ。
■セルフカラーでも髪色を諦めない♡理想を手に入れよう
サロンにこまめに行けないときや、手軽にカラーリングしたいときはセルフカラーが大活躍!白髪染めのクオリティはどんどん上がってきているので安心してセルフカラーを試してみてくださいね。
説明書通りに丁寧にカラーをすれば、きっと美しいヘアカラーを手に入れることができますよ♡