『フラーハウス』ついに完結...ベッキーおばさんの運命も判明!

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大人気ファミリードラマ『フルハウス』の30年後を描いたNetflixオリジナルドラマ『フラーハウス』。先日ついに配信されたシーズン5後半をもって幕を閉じたが、『フルハウス』の時から出演していたベッキー役のロリ・ロックリンの大学裏口入学をめぐる裁判が現在も続いていることから、どのような形でベッキーが描かれるのかが注目されていた。今回、シリーズの完結とともに彼女の結末も明らかになっている。米TV Lineが報じた。

問題の事件は、ロリやフェリシティ・ハフマン(『デスパレートな妻たち』)をはじめとする著名人やセレブ約50人が、偽の慈善団体に謝礼金を支払うことで不正を行い、子どもたちを名門大学に入学させていたというもの。ロリと夫でファッションデザイナーのモッシモ・ジャヌリは合計50万ドル(約5560万円)を支払って二人の娘を南カリフォルニア大学に入学させていた。

昨年3月にドラマ『こころ呼ぶとき(ホープバレー物語)』の撮影中に逮捕され、同シリーズから離脱していたロリ。『フラーハウス』にはそれまで全体の2割ほどに出演していたが、全18話の最終シーズンには一度も出ず。シーズン5第15話「自分らしく自由に」で夫のジェシーが「ベッキーはネブラスカにいるお母さんの手伝いをしているんだ」と説明しており、実家にいる設定になっていた。ベッキーが姿を見せたのはシーズン4第9話「完璧じゃなくても」が最後となった。

なお、起訴内容に対してこれまで一貫して無罪を主張していたロリと夫だが、先月一転して有罪を認めた。その際、ロリは服役2ヵ月、15万ドルの罰金と100時間のコミュニティーサービス活動を、夫は服役5ヵ月と25万ドルの罰金に加えて250時間のコミュニティーサービス活動を命じられている。両者とも2年間は保護観察下に置かれる見込みだが、服役せずに済むかもしれない。ある法律の専門家は「連邦受刑者は通常、釈放される前に刑期の85%の期間服役します。ですが司法省が現在新型コロナウイルス(COVID-19)の感染予防により非暴力的な受刑者を釈放していることを考慮すると、ロリたちの服役自体が不要な可能性もあります」と発言。「二人に犯罪歴がないことを考えると、(服役でなく)一定の規制を設けた自宅待機という処分が下ったとしても驚きではないでしょう」とも述べている。一時は最大で50年の懲役刑が科されるかもしれないと言われていたロリたちだが、もしかすると実際の服役は免れるかもしれない。判決は8月21日に言い渡される予定だ。

ベッキーとは残念な形でお別れとなったが、ほかのキャラクターたちは笑顔で32年の歴史に幕を下ろすことになった『フラーハウス』は、全5シーズンがNetflixで配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:

『フラーハウス』
(C)Adam Rose / Netflix