展覧会「真珠─海からの贈りもの」渋谷区立松濤美術館で、古代〜近代の“真珠ジュエリー”を紹介

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展覧会「真珠─海からの贈りもの」が、渋谷区立松濤美術館にて、2020年9月22日(火・祝)まで開催される。

“真珠”の魅惑

世界最古の宝石の1つである真珠は、カットや研磨などの人の手を加える前から美しい光沢を持ち、古来より人びとを虜にしてきた。とりわけヨーロッパでは、ルネサンス期に東方の貿易路の確立やアメリカ大陸の発見により多量の真珠がもたらされ、真珠の宝飾品は富と権力の象徴として王侯貴族の愛用するところとなる。

古代〜近代の真珠ジュエリーを紹介

「真珠─海からの贈りもの」では、古代から近代にまでわたる、英国をはじめとするヨーロッパ各国で製作された真珠の装身具を展示。その起点となるのは、最初に真珠の価値を見出したとされる古代の中東だ。古代シリアの《真珠付き金製首飾り》などの展示に始まり、続いて舞台をヨーロッパへと移す。

会場では、ルネサンス以後のヨーロッパの真珠ジュエリーを、時代背景とともに紹介。素材・技法・デザインが多様に展開した19世紀の《シードパールティアラ》、中世の手仕事の復興を目指すアーツ・アンド・クラフツが起こった1880年代の《パール、エナメル、サファイア&ダイヤモンドネックレス》などを展示する。素材の美しさは言わずもがな、洗練されたデザインや緻密な細工の施された、繊細華麗な装身具の数々を目にすることができる。

日本の真珠文化も紹介

加えて、日本における真珠文化も紹介。ミキモト(MIKIMOTO)創業者の御木本幸吉が、1905年に世界で初めて真円真珠の養殖に成功して以来、日本においても真珠装身具の文化が開花することとなる。本展では、《髪飾り「牡丹」》や《帯留「花車」》のように高度な金属細工技法で作られた装身具を通して、その歴史に迫る。

展覧会概要

展覧会「真珠─海からの贈りもの」
会期:2020年6月2日(火)〜9月22日(火・祝)
※当初の会期2020年5月30日(土)〜7月26日(日)から変更
会場:渋谷区立松濤美術館
住所:東京都渋谷区松濤2-14-14
TEL:03-3465-9421
開館時間:10:00〜18:00(会期中、7月以降の金曜は20:00閉館予定)
※入館は閉館30分前まで
休館日:月曜日(8月10日(月)および9月21日(月)は開館)、8月11日(火)
入館料:一般 1,000円(800円)、大学生 800円(640円)、高校生・60歳以上 500円(400円)、 小中学生 100円(80円)
※( )内は団体10名以上および渋谷区民の入館料
※土日祝休日および夏休み期間中は小中学生無料
※毎週金曜日は渋谷区民無料
※障がい者および付添1名は無料
※真珠割引き:入館日当日に真珠(人造物可)を身に着けて来館すると、通常料金から2割引き(割引きの併用は不可)
※会期や開館時間、イベントなどの予定が変更となる場合あり(最新情報は公式サイトないしSNSを確認のこと)


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