以前から「無観客試合」に代わる呼称を探していたJリーグ。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 Jリーグは、6月27日にJ2が再開、J3が開幕し、J1は7月4日の再開が決まった。新型コロナウイルスの感染状況を見ながら、当面は“無観客”での開催となる。

 5月22日の臨時実行委員会後の会見で、村井満チェアマンは「感染拡大を阻止し、なんとかスポーツ文化を守っていくためにポジティブにお客様の入場を制限させて頂きながら運用していく話と、いわゆる制裁での無観客は別もの」と語り、「無観客試合」に代わる呼称の必要性を説いていた。

 そんななか、Jリーグやなでしこリーグも加盟している日本トップリーグ連携機構(JTL)は6月3日、公式ツイッターを更新し「無観客試合に代わる名前を募集いたします。各リーグとともに、皆さんからポジティブで素晴らしいネーミングが届くのを楽しみにしています!6/9までに #無観客試合を変えよう をつけて投稿するだけ!奮ってご参加ください!」と呼びかけた。

 同日、川淵三郎日本トップリーグ連携機構会長も自身のツイッターを更新し、「待ちに待ったプロ野球、Jリーグが無観客でスタートします。しかしプロスポーツにとって無観客試合は懲罰を意味します。今回のようなコロナ感染による無観客試合は歴史上初めての事でそれ故にマイナスのイメージを払拭するネーメングが必要です」(原文ママ)とその経緯を説明した。
 
 この呼びかけにJリーグ、なでしこリーグをはじめ各クラブもSNSで反応。さらに、トルコのガラタサライに所属する日本代表DF長友佑都は、自身のツイッターで川淵氏の呼びかけをリツイートすると、「アスリートはファンの皆さんからの応援を力に変えてます。観戦方法は色んな形があるし、無観客という言葉をもっとポジティブにしたい。どんな候補が出てくるのか楽しみです」とコメントを投稿した。

 また、現役Jリーガーでは、サガン鳥栖の豊田陽平も自身のツイッターで「Hikansen Game(ひかんせん試合)、Hikansen J愛(ひかんせん慈愛)、非感染、非観戦、悲観せん!!砂段ティーノと共に」と投稿。鳥栖が販売を発表したサポーターの写真付き段ボール製パネル「砂段ティーノ」も紹介した。

 そのほか、ネット上では「自宅応援試合」「テレマッチ」「夢観客試合」「衛生試合」「ノーサイトゲーム」など数々のアイディアが投稿され、一部では大喜利の題材としての広がりも見せている。

 6月27日、7月4日に開幕予定のJリーグでは果たしてどんな呼称の試合開催となるのか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部