もう始まっているかもしれない!髪の老化に負けない方法

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最近、髪の毛の状態に悩んだことはありませんか?

年齢を重ねていくと、肌以外に髪の毛も老化が進行していきます。

白髪が増えてきたり、抜け毛が多くなったり頭皮が目立ってきたりと、徐々に髪の悩みが増えていくのは避けたいものですよね。

そこで、髪の老化の初期症状のサインや対策・予防法をご説明します。

髪の老化の初期症状とは

髪が老化する時の初期症状のサインはいろいろとあるもので、白髪や抜け毛の増加、頭皮が目立つ以外にも様々な初期症状があります。

特に注意しておきたいのが、

・髪の量
・髪の質
・髪の太さ

以上の三つです。

髪の毛は年齢を重ねると共に、様々な初期症状を感じやすくなっていきます。

特に髪の毛の量は30代から徐々に減少していくとされており、全体的に薄くなり始めるばかりか、髪の潤いやツヤもなくなり始めます。

年齢を重ねて行くと髪にツヤや潤い、ハリがなくなり始めて、パサついた髪に変化してしまうのです。

これは髪に含まれている脂質によって決まるもので、十分な脂質によって保たれていたハリやツヤ、潤いが脂質の減少によって失われていきます。

髪の太さも例外ではなく、女性の場合だと30代後半から髪が細くなり始めます。

髪はストレスや乱れた生活習慣などによる影響を受けやすい為、早ければ20代から髪の初期症状が起こることもあるので注意しましょう。

総じて髪の老化が始まるのは、28歳だと言われています。

最初はまだ目に見えるほどの症状を感じないとしても、30代を過ぎると徐々に症状を感じ始めるのが特徴です。

髪が老化していくのは髪の毛の問題ではなく、根元の頭皮が非常に大きく関係しています。

よって髪の老化が始まるとされている28歳から、頭皮のケアを行う必要性があるでしょう。

正しい頭皮ケアを行うことで、髪の老化の進行を食い止めることが出来ます。

加齢に負けるな!頭皮年齢をセルフチェックでみてみよう

頭皮年齢とは?

お肌年齢、精神年齢、筋肉年齢など、いろいろな分野でその基準値が定められていますが、実は頭皮にも年齢があるのです。

私たちの身体は約60兆個の細胞で構成されていて、毎日約4500億個もの細胞が生まれ変わっていると言われています。

特に頭皮は細胞分裂が盛んです。

頭皮は、歳を重ねるごとに血流が悪くなったり、老廃物が溜まりやすくなったり、活性酸素の量が増えすぎるなど加齢に伴う老化現象が起こりやすい場所ですが、頭皮がいつまでも若々しく髪もまるで10代顔負けなんて方もいらっしゃいます。

その違いはどこから来るのでしょうか。

まずは、頭皮年齢を知るためにセルフチェックしてみましょう!!

頭皮年齢のセルフチェック

1.抜け毛が気になる(抜け毛が増えた気がする)
2.頭皮が固い
3.頭皮のかゆみがある
4.髪が細くなり分け目が気になる
5.髪のボリュームがなく分け目が気になる
6.肩こりや頭痛、目の疲れなど慢性的なものがある
7.カラーやパーマをすることが多い
8.睡眠不足
9.過度なダイエットをしたことがある
10.紫外線を浴びることが多い

以上10個の中でいくつYesがありましたでしょうか。

Yesの数で自身の頭皮年齢が決まります。

0〜1個…10代
2〜3個…20代
4〜5個…30代
6個以上…40代以上

大きく分けるとこのような形で頭皮年齢を分類することができます。

対策と予防方法

頭皮のケアを行う上で覚えておきたいのが、

・新陳代謝を促す
・頭皮の血行を良くする
・酸化を防ぐ
・潤いを与える

以上の四つです。
これらを重視することで、しっかりとした若々しい髪を維持することが出来るでしょう。

ストレスや乱れた生活習慣などは、新陳代謝を下げたり酸化の原因となる為、自分なりにストレスを解消すると共に、規則正しい生活習慣に改善していくことも大切です。

普段から規則正しい生活習慣を心掛けるだけでも、老化を予防出来ます。

また、シャンプーなども髪に潤いを与え、血行を良くするのに効果的ではありますが、やり方を間違えると逆効果になる恐れがあります。

爪を立てるように洗っていると髪や頭皮を傷つけてしまう為、指の腹でマッサージするように洗うと、頭皮の血行が促進されて髪に潤いを与えやすくなるでしょう。

頭皮が固いならマッサージをして血流を促す、カラーやパーマをして負担をかけた分栄養を入れて補う、紫外線カットしたいなら頭皮や髪専用の日焼け止めをつけるなど、自分に合ったケア方法でいつまでも若々しく、お肌と同じくらい頭皮を大切にしましょう。

頭皮のトラブルにお悩みの方や、健康に保ちたいという方は、是非ヘッドスパを試してみてください。

髪の老化にオススメのホームケア

今日から簡単に自宅で出来るケア方法をご紹介します。

「汚れを落とす」
意外に知らない正しいシャンプー方法をご紹介します。

1.シャンプー前にブラッシングでホコリや髪の絡みなどを取り除く
※血行促進や洗浄効果アップにも繋がります。

ハードな整髪剤がついた髪にはやめましょう。髪を傷める原因になります。

2.良くシャワーを頭皮にあてる。(約1分位)あらかじめ、湯で取れる汚れを落とす
※38度前後が適温、汚れの多くはお湯で取れます。

3.シャンプー剤を適量取り、手で泡立てる
※シャンプー剤をそのまま頭皮に着けない事!薄毛の原因になってしまうこともあります。

4.頭皮をこすらずに、頭皮を寄せるようにもみ洗い
※毛孔に詰まっている汚れをとりさるイメージで、下から上へ円を描くようにマッサージしながら洗います。

5.髪はこすらずに手ぐしで、泡を毛先まで移動するようにして洗う
※髪が濡れているときに髪をゴシゴシ洗うと、キューティクルが剥がれ髪が傷みやすくなります。髪の汚れは泡を通すだけで十分落ちます。

6.良くすすぐ。すすぎの目安は、洗っている時間の倍!
※ここが一番重要です!すすぎ残しはシャンプーの残留で毛穴が詰まったり、フケ痒みの原因にもなります。

7.トリートメント類は、毛先を中心に使用し、頭皮になるべくつかないように使用する
※頭皮になるべくつかないように注意しましょう!シリコン剤が含まれている物が多く、毛穴をふさいでしまい、フケ・痒み・薄毛の原因になってしまうことがあります。

8.よくすすぎ、タオルドライ後、すぐにドライヤーにて始めは冷風で髪、頭皮を乾かす
※髪が濡れている状態はキューティクルが開いており傷みやすいので、直ぐに乾かしましょう。また、自然乾燥は菌が繁殖しやすくなります。

シャンプーの重要性

フケや皮脂が溜まり毛穴を塞ぐと皮脂が正常に分泌できなくなります。
また、毛穴をふさいだ皮脂が酸化され、過酸化脂質となり臭いの原因にもなるのです。

更に、分泌が鈍った毛穴は休止状態になり、毛髪の成長活動が低下し、生え変わる前に抜けてしまうなど、ヘアサイクルの乱れにも繋がります。

毎日のシャンプー、今一度見直してみてはいかがでしょうか。